「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル46/ニーチェ15(六百六十二) 1900年8月25日、ニーチェは、現代では老病として捉えられかねない肺炎を患って55歳で没します。妹エリザベートのかっての希望で、遺体は故郷レッケンの教会で父の隣に埋葬させています。生前に、ニーチェは「私の葬儀には数少ない友人以外呼ばないで欲しい」との希望を遺言を残していましたが、政治的にも一物の見識・見解を的にもエリザベートは、ニーチェ言には従わず、彼の数少ない友人にも参列を許さず、葬儀は皮肉にもエリザベートの反ユダヤ的軍関係者および知識人層により壮大に行なわれることになります。妹エリーザベトはニーチェの死後に遺稿を編纂して自ら「力への意志を刊行」。此の著作がエリザベートの恣意的な編集は「ニーチェの思想はナチズムに通じるものだ」との誤解を生むの批判の的となります。贋作であれ妹エリーザベトとの肉親愛は強烈にして思想的には対抗精神が旺盛なことが読み取れます。但し、今で言うナウい女権論者テレーゼ・エリーザベート・アレクサンドラ・フェルスター・ニーチェ(Therese Elisabeth Alexandra Förster-Nietzsche/1846年-1935年)は其れ等に自らの政治的色合いを付け加えます。此のことがヒットラーとワーグナとニーチェを三つ巴の大団円と一般に認識さしめることに関わっており、後世に多大に影響を与えています。 cap-hiroのプロフィール 哲学・思想 ブログランキングへ