Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年04月02日
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カテゴリ: 夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル69/ニーチェ36
 虚無主義の語彙は思想家の立ち位置により定義するところのニュアンスに相異が見られますが、大凡(おおよそ)のところはラテン語のNihil(虚無)に基づき、ドイツの哲学者 フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ(Friedrich Heinrich Jacobi)略してF・H・ヤコービが『フィヒテ宛書簡』 (1799) でニヒリズムの造語を初めて用い、19世紀ロシア文学を代表するツルゲーネフの小説「父と子」(1862)で によって世に広まったものであり、其処には、主人公をニヒリストと呼んで以来一般化し、ロシアの急進的革命思想として取り入れられ、バーダー(1826年)によって信仰と知性の分裂をもたらした反教会的危険思想の意で定着します。一般定義では「認識論的には真理認識の可能性を否定する絶対的懐疑論であり,存在論的には一切の実在の否定」を意味します。ツルゲーネフやニーチェ及びカミュなどに代表される語彙は、既存の価値体系や権威をすべて否定する思想や態度を意味します。信教的にはキリストが人間としては虚無(ニヒル)であるという中世キリスト論が,当時のヤコビたちに影響を与えていたといわれています。但し、F・H・ヤコービは、私と伴に神的人格が「ある」ということの直接的な確信、即ち「信(der Glaube)」を捨て切れません。従って彼の思想は「信仰哲学(Glaubensphilosohie)」とも称されることになり、ニーチェ意味するところのニヒリズム(nihilism)とは対角線上に位置します。弁証法を神学の対象にも適用した厳密には実在論と唯名論を調停する説を主張したアベラールの説は神を否定する思想にもつながりかねない。キリストの人間性は偶有性に過ぎず,イエス・キリストは人間としてはニヒルであるという非条に難解な中世キリスト論が、当時のヤコビたちに影響を与えていたと憶測されます。
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Friedrich-Heinrich-Jacobi1

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最終更新日  2017年04月02日 06時39分06秒
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