Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年06月29日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ43
 宗教にしろ哲学、其の中でも形而上哲学では人間の意志の取り扱いには重要な基底を構成します。旧教ユダヤ教では神の律法のもと人間の自由意志は厳重に枠組みが規定され、其れを逸脱した人間には{神」が永遠の滅却を用意しています。滅亡或いは獄門行きの覚悟さえあれば、一応は意志の自由が確保されていますが、信仰に従うものが敢えて其れに逆らって立ち向かうとは思えません。「懐疑論」を門口(かどぐち)にしたデカルトは、いくら懐疑しても自己の思考していることは疑えず、他の力の制御なしに人間は思考するとしています。自由な意志によって感情を制御することが出来得るとするのです。即ち、人間には世界内という範疇の制限はあっても自己の自由な意志によって感情を制御することを認めます。スピノザは、彼の主張する心身合一論の直接の帰結、独立的な精神に宿る自由な意志が主体的に受動的な身体を支配することは、意志というものを「理性の在り処(か)」を個々の意志発動の原因としてあるのは、ひとえに、絶対存在に帰し、人間というものを個々の人間の原因として考えると同様に不可能であるとして破棄します。プラトンによって,経験的な個物を超越した不変、永遠の存在の意味を負わされるに至った観念は観念であるかぎりにおいて肯定ないし否定を包含するものとして、自由意志と解される表象像及び言語の実相は単なる身体の運動であるとして言い切っています。
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最終更新日  2017年06月29日 06時35分41秒
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