Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年02月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解105
 世界思想、なかでも西欧に於いての宗教・政治学・哲学のうちで取り分けスピノザの属する「近世の哲学」は、世界哲学史上の金字塔ともいえるギリシァ哲学と相違し、広域範囲は遥かに大きく、多民族に亘っており、増して、ギリシァ哲学、その後近世の哲学の思想の蓄積は以後の近代哲学以上に現代社会にまで影響力を保ちます。「神は死んだのか」に対しては、否(いな)、神の実相・虚相に人間が近付いたのが「近世の哲学」で宗教・政治学・哲学を論理学的に区別の枠を取っ払うことに成功したのが、スピノザの「エチカ」です。其の方法はヘーゲルの弁証法いたって盛んなる時、哲学が標準では弁証法だとされていたときに、現在も通用するユークリッド幾何学及び数学を用いた演繹論法です。「近世哲学」の哲人の多くが帰納法を説くなかでは特色に値します。宗教説法の「信じろ、さらば許されん」、これはキリスト教のみならず、日本の法然上人及び親鸞聖人の説諭にも「南無阿弥陀仏」の語彙を説くことに説諭として表現されています。但し、西洋思想史本流の「神」は世界の存在以前の問題であり、言い替えれば世界外存在です。片や、シッダルタの覚りに始まる仏教思想の神々は世界内存在であり生死生滅を避け得ないとして位置付けられ、「仏」こそが世界の真理を知ると改訂されます。仏とは「神存在」を超える偏在を説きますが、推測するにアジア思想に耽溺する程であった筈のスピノザは「シッダルタの覚り」をそれ相当に理解し、自己の哲学世界構築に役立てているのです。



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最終更新日  2019年02月09日 06時48分46秒
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