Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2019年05月03日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解186(生と死15)
 ソクラテスとケベス、尊敬を顔に描いたようなケベスとの問答に、暫しの黙考が続く中、シミアスとケベスが二人だけで声をひそめて話しているのを見てソクラテスは疑問があるなら尻込みせず言ってほしいと二人に声をかけます。話していた二人の一方のシミアスは我々二人は夫々に疑問を持っており、其の問に答えてもらいたいと望んでいるが、此の災いとしての不幸、即ちソクラテスの死刑当日のさなかにおいてはそれは不愉快であり迷惑になりはしないか躊躇っていたと答えます。驚くべきことには「知を愛す其の者の人である哲人」は笑いながら、アポロンの召使いである白鳥が死を前にして神の身元へ行けると歌い喜ぶように、自分も暗い気持ちでいるわけではない。其れ故何でも問うてほしいと言います。此のことから導き出されるのはソクラテスの毒人参の杯を自ら仰いだのは、中世日本武士道に見られる自殺ではなく割腹に似た尊厳死だということです。実際に罪ある者として尊厳さえ認めないならば斬首が相当であったでしょう。同様に当時のギリシァに於いても同様であったと想うのが妥当でしょう。ソクラテス自身が思想上自殺を強く否定しているからです。



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最終更新日  2019年05月03日 06時27分51秒
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