Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年06月04日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽172
 アリストテレスの自然観から齎された「今」は、運動が有する順序構造に、その運動体が位置する地点の順序として識別される故に、運動の数として認識されると証されてはいますが、現代物理学からに馴染んだ現代人からは、時間が「運動の数」ならば「運動ゼロの瞬間」が必ず在ることになります。つまりは、時間の停止世界です。然し乍ら、我々人間で時間の停止を体験した者はサイエンスフィクションやムービーを除いては未だに顕れてはいません。アリストテレスの「今」を再見すると、「今」を他の単語に置き換えることで別次元が見えてきそうです。我々人間が「現在」する「今」は、通常生活を送る人間が「今」と捉えると誤謬が忍び寄ります。アリストテレスの「今」を他の語句に置き換えれば少しは「今」の真相に近付くことも可能になるかも知れません。例えば「今」を「今が現在の時」を用いると、今我々人間が体験した時間・体験するであろう時間は思い描くことは出来得ても人間が光速に劣る遅速の神経系を持つ限りにおいては「瞬間」を捉え切ることは出来得ません。アリストテレスの自然観から齎された「今」には、「時」若しくは「時点」が有効には想えますが、更に、方向性を持った運動する時制の「時」若しくは「時点」がアリストテレスの「今」に置き換えれば、かなり、理解し易くなりそうです。



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最終更新日  2020年06月04日 06時32分49秒
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