Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2020年07月10日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽206
 現時に在る宇宙、此れは時間の流れの過去時の宇宙・現在今瞬間の宇宙・未来時の宇宙を否定する論者を見据えての言い回しですが、時間独立論の観点からは、ビッグバンの時間逆転であるビッグクランチによって、宇宙が目に見えない程の小さな点になって最後を迎えるにしても「宇宙の消滅」を匂わしてはいません。仮にそうであれば、理論物理科学の一部の科学者たちの思考(ビジョン)が如くに、ビッグバンによって今ある宇宙が始まり、ビッグクランチによって今ある宇宙が終わりを迎えたとしても、この「無限」の大宇宙は、そのようなサイクルを、何回でも何十回でも、何百回でも、それこそ「無限」に繰り返すことがあった筈だし、これからもあることになります。宇宙から導き出されるものに「絶対無」が無い限りは、宇宙がどのような状態にあるのかに関わらず、過去は「無限」であり、未来もまた「無限」なのです。「無始の過去、無終の未来」なのであり、過去には始まりが無く、未来には終わりも無いことになり、此の宇宙其のものの有りようが「始まりも無ければ終わりも無い」、仏教哲学が否定・批判的に云うところの「常恒・常有」であり、時間性を独立的に捉える時間論からは、大宇宙は時間においては「無限」となります。



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最終更新日  2020年07月10日 06時10分02秒
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