Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2020年12月17日
XML
カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽354
 通常語られるところのブラックホールの特異点は、光速度をもってさえ出来得ない空間に囲まれており、その囲まれた空間の外側にいる我々がその特異点を直接観測することは不可能です。言い換えると、特異点の情報は外に伝わらないために、事象の地平面の外側では特異点の存在にかかわらず、物理現象・因果律を議論することが出来得ます。然し乍ら、ブラックホール外部の因果関係に関わる形で、このような「無限大の量」を含むゼロ点が存在すれば、一般相対性理論は破綻し、既存の理論では因果関係を予測することが不可能となります。此処に、一般相対性理論自身の解として特異点が予言されることは事実ではあるが、外側から観測することを可能としてしまう更にもうひとつのブラックホール「裸の特異点」の存在理論が浮上します。特異点は重力が無限大になっている場所を指し、普通その特異点は事象の地平線によって覆われているため、外部から観測することはできません。その事象の地平線が消えて、外部から特異点が見えるような状態を指し示すのが「裸の特異点(naked singularity」です。但し、特異点の「重力が無限大」とはどのようなものなのかは、現在の相対性理論を基とする物理学においては説明不可能にとどまります。それでも何とか此れに解決方法を生み出さんとするのが「裸の特異点」の存在理論なのです。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年12月17日 06時10分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[時間考察] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: