Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年06月25日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-88
 現在観測される天体のなかには、光速を超えて地球から遠ざかっているものも存在すると論じる向きもあります。このような天体が観測できるのは、天体から放たれた光が光速以上で遠ざかる空間から抜け出て次第に地球からの後退速度が緩やかな空間に入るからであり、「地球から光速で遠ざかる空間=宇宙の地平面」ではない。赤方偏移Zの値が1.7程度の天体は、今地球で観測される光を放ったときちょうど光速で遠ざかっていたので、これよりも赤方偏移の大きな天体は超光速で地球から遠ざかっていたことになる。そのような天体はすでに1000個程度観測されている。また、現在地球から観測できる最も古い光が放たれた場所の、現在の位置を光子の粒子的地平面という。現在の光子の粒子的地平面は地球を中心とする半径約450億光年の球の表面となり、この球面の半径は光速の約3.5倍の速さで大きくなり、我々が今観測している光を放ったとき即ち、宇宙の晴れ上がりには光速の約60倍もの速度で遠ざかっていた。光子以外の粒子による粒子的地平面は光子のそれよりも遠く伸びる場合がある。たとえばニュートリノによる粒子的地平面は光子の粒子的地平面よりも大きいと考えられる。なぜなら光は直進できるようになるまで「宇宙の晴れ上がり」を待たねばならなかったが、ニュートリノはそれ以前に直進していると考えられるからだ。また、我々人間の属する宇宙は光子を含む電磁波の観測によって関与できる空間の限界を示す光子の粒子的地平面を超えて、遥かに無尽蔵に膨張して広がっていると考えられている理論まで登場していますが、今現在の基盤にはやはりアインシュタインの相対性理論の光速度の限界を下地にすべきでしょう。但し、量子重力理論では光速度の影響を考慮する必要はなさそうです。



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最終更新日  2021年06月25日 06時10分04秒
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