Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年06月29日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-92
 通常、ブラックホールの特異点は、光も出て行くことができない無限大の重力空間に囲まれており、その外側にいる我々がその特異点を直接観測することはできない。つまり、特異点の情報は外に伝わらないため、事象の地平面の外側では特異点の存在にかかわらず、物理現象・因果律を議論することができ得ます。それに対して、裸の特異点では、その物質密度が無限大となる点あるいは時空の曲率が無限大となる点が、外側から観測することができてしまうことを意味します。但し、ブラックホール外部の因果関係に関わる形で、このような無限大の量を含む点が存在すれば、一般相対性理論は破綻します。既存の理論では因果関係を予測することが不可能になるのです。一般相対性理論自身の解として特異点が予言されたことは事実であるのですが、事象の地平面 (event horizon) に囲まれていない、時空の特異点の存否は未だに不明です。仮に物理化学が見得ないものは実証不可能として探索不可能とした場合には、物理観測科学は世の四方山の思想からしてやったりと非難されること必須です。そこで事象の地平線で覆い隠されていない特異点、回転するブラックホールを表す解には裸の特異点が存在するものがあるが、裸の特異点が自然界において実現し得るかどうかが課題になります。此の難問に答えんとしたのが量子重力論です。アインシュタインの一般相対性理論に量子力学を応用させ、合理的説明を果たし得る科学、其れが「量子重力論」です。私論ですが、スピノザの「実体」なるもののヒントが其処に隠されているようにも思えます。



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最終更新日  2021年06月29日 06時10分04秒
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