神の存否-111 従来の量子理論と相対性理論の相互に情報を対照すれば必ず矛盾が生じました。量子論は名称の如く全ては量子(quantum)、物理学において用いられる様々な物理現象における物理量の最小単位で、主に巨視的な物理を取り扱う古典力学では、物理量は実数で表される連続量だが、量子力学では、量子を数え上げたものとして扱われる。たとえば電気量は、電気素量の整数倍の値となる。亦、量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。光を粒子としてみたときの光子やニュートリノやクォーク、ミュオンなどといった素粒子も量子に含まれまれ、其の世界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小さな世界です。このような極めて小さな世界では、私たちの身の回りにある物理法則(ニュートン力学や電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従っているとの説が有力です。即ち、無限小の単位は零にはならないということです。片や、相対論 ( theory of relativity)は特殊相対性理論と一般相対性理論の総称で、物理史的には、古典論に分類される物理の分野としては、物理法則はあらゆる座標系に対し同じ形式で表されるニュートン力学の絶対空間・絶対時間(時間)の考えを否定し、ニュートン力学と光の電磁気理論との矛盾を時間・空間の考え方に新概念を導入して解決したもので、1905年に発表されています。この理論は電磁気の理論の基礎を明らかにしたばかりでなく、その後に発展した原子核・素粒子の研究の手段として活躍したのですが、一般相対性理論は、1916年に完成された理論で、重力の相対論的理論の一つであり、特殊相対性理論と異なり、まだ完全に実証された理論ではなく、ブラックホールの特異点の重力崩壊を解決できない課題を残していました。つまりは、宇宙の特異点とは零でも無く虚でも無い矛盾点だということです。此のことに、現代の宇宙(観測)物理科学の最先端を走る量子重力理論が双方の物理科学理論の入れ子構造で解決を図りました。此処から宇宙は虚無に陥ることも無く、無限地獄を脱出します。