Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年10月18日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」概略
第1章(仮付) 神秘学の性格
03 自然科学の持つ二つの意味 
 1には自然についての認識を得ること。2には認識過程での活動を通して魂的に成長すること。認識過程での活動を通して魂的に成長することである。
 神秘学では、この成長した魂の力を自然界以外に向ける。つまり、厳密な自然科学的思考を育て、その厳密さを保って別な領域に応用している。したがって、自然科学を軽視しているのではない。
04 自然を対象として科学的態度を育成
 自然科学では、対象が思考の方向を示してくれるが、非感覚界の内容では、純粋に内的な力で考察の方向を定めなくてはならない。自然科学における思考の厳密性は、感覚的対象が保証していると信じられているので、感覚的対象という手がかりが失われれば、当然、厳密性は保てなくなるとされる。つまり、科学的手順が意識化されていないのである。自然科学的探求をしていても、そこで科学的態度を十分に育成できていなければ、非感覚的領域の考察の際に当然誤りに陥る。これを根拠に、「感覚的対象がなければ科学的ではありえない」という誤った判断が下されている。こうして、非感覚的世界についての非科学的な話が蔓延する。しかしその原因は、非感覚的世界の内容が本質的に科学的でありえないからではなく、自然観察を介しての科学的自己教育ができていないからである。
05 神秘学者が取り得る姿勢(参考:ルドルフ・シュタイナー/Rudolf Steine、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ/Johann Wolfgang von Goethe、カール・グスタフ・ユング/Carl Gustav Jung三者の神秘学への姿勢)
記:人間の思考・認識は甚だ十全とはいえないのは事実でしょう。古今東西何百年にも亘って認証されたものが時を経れば、事実を反映しない塵芥とは云わないまでも史上の一記述として処理されます。
 隠されたものが見えるようになると、自分に学問的基盤がなくても、それを公言したくなる誘惑にさらされる。しかし、神秘学者はそれを警戒しなくてはならない。現状の神秘学には実際に多くの誤りが存在し、神秘学に偏見を持つ人は、それを元にすべての神秘学研究を無意味とし、蔑視しているが、そこにさらに絶好の餌を撒くことになるからである。しかし、科学者が神秘学を批判し拒絶する際の根拠は、ほとんどが、前述の「感覚的対象がなくなれば、科学性は保てない」という無意識な前提である。彼らが神秘学の誤りを指摘した場合、彼らは、自身の前提を自覚していないので、その誤りレベルでの議論は不毛である。したがって、望ましいのは、神秘学を淡々と記述し、それが正当か否かの判断は開示された秘密を受け入れる準備のできた人々に委ねることだろう。それゆえ、神秘学に向かって努力する者は、語るべきと思うことを、ただ単純に語ればよい。その正当性は、他人の判断に委ねる。ただし、この他人とは、すべての固定観念から解放され、世界に開示された秘密についての報告を相応に受け止めることができる、自己形成が十分にできた人である。神秘学者が語る際には、以下の点に注意している。1:その内容が、学問や生活上の成果とどのように関係するかを示す。2:どのような反論があり得るかを示す。3:感覚的諸事実がどれくらい神秘学的考察の裏付けとなるかを示す。4:説得技術を弄さない。



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最終更新日  2022年10月18日 06時10分05秒
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