Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年01月16日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
14 今この私のプロセスを自己認識 - 2 
 アストラル体が誕生し、自我が熟成すれば本來の自我に目覚め、その「自我」が誕生した後、人間は社会の中で人間関係を学ぶようになる。感覚魂、悟性魂、意識魂という、自我に浸透された魂が、その時の人間の生き方を規定する。次いでエーテル体が退化し始める。七歳から発展を遂げてきたエーテル体が再び元へ戻っていく。アストラル体も、これまで誕生時の素質を発展させ、「自我」の誕生後は外界を体験しつつ、自らを充実させてきたが、ある時点からエーテル体を霊的な糧として、エーテル体を食い潰していく。人間がさらに年をとると、エーテル体もまた肉体を食い潰すようになる。そして老年を迎え、肉体が衰えていく。このように、人間の一生は三つの時期に分かれる。肉体とエーテル体が発達する時期、アストラル体と「自我」が発達する時期、第三にエーテル体と肉体が再び衰えていく時期である。(P436-437/「霊学で用いられる諸概念」より)
 何も子供についてだけではなく、こうした人間の段階的成長プロセスは、自分がこれから死に至るまでのさまざまな変化を理解していく際にも重要だと思われるし、自分より高齢のプロセスを迎えている人に対する認識を得るためにもかなり示唆的である。あれそれを踏まえて人間の構成要素の生成プロセスそのものとして惑星進化のことを理解すると、土星紀、太陽期、月紀、地球紀という進化期が理解しやすくなる。此のことは人間の成長や構成要素だけではなく、この地球上にある鉱物や植物、動物などのなど様々な要素「地・水・風・火の四大元素/四大精霊(しだいせいれい)として霊的存在を賦与されることも在る。」の質と形相に至るまで理解することでもある。逆にいえば、そうしたプロセスを内包するものとして、人間を、そしてこの地球をとらえていかなければ、何も理解し得ない。今ここに在るということは、今ここにだけということではなく、宇宙のあらゆるプロセスが今ここに照らし出されているということでしょう。ホワイトヘッドの『プロセス哲学(神学)』の「現成」を想起させます。シュタイナーは実のところ何処までを神秘体験したのでしょうか。シュタイナーは合理的・理性的・論理的世界観でもって神秘学を理解することを可能だとしますが、我々にはビッグバン以前の宇宙の始元を理解するのと同じく異相に想え、実証・認識は不可能にして、仮に光速無視の「現成」そのものを俯瞰できる人間ことあらば、人間は漸くにして真実を捉え得るとしますが妄想に終わる事無きにしも非ず。哲学・宗教・科学、神秘学を加えての単一宇宙であるユニバースを超えたマルチバース宇宙を包含した根源的世界を知りたいのは人間に与えられた「人間原理論」に見られる本性なのかもしれません。



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最終更新日  2023年01月16日 06時10分06秒
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