Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年02月11日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
27 霊的太陽系の進化概略:「神秘学概論」進化期での再験の意義1
 太陽紀の進化の過程で、人間存在にエーテル体もしくは生命体が組み込まれる。それによって、人間存在は、より高次の意識度を獲得するに至る。しかしこのことが生じうる以前に、既に述べたような仕方で、土星紀の諸状態がもう一度繰り返されねばならない。この繰り返しには、きわめてはっきりとした意味がある。すでに述べたように、休息期が終わり、次いで、「宇宙の眠り」の中から、かつての土星が新しい宇宙体である太陽となって現われてくるからこそ、進化の状況に変化が生じるのである。土星紀において働いてきた霊的存在たちもまた、新しい状態を獲得する。しかし人間萌芽は、はじめ、新たに形成された太陽の上でも、土星紀に形成されたときのままで現われる。人間萌芽は先ず、土星紀に通過した進化段階を、太陽紀の状況に適したものにしなければならない。それゆえ太陽紀は土星紀の諸状態を繰り返すところから始まる。しかしその繰り返しは、太陽紀の変化した生活状況に適応しながら行なわれる。(P180-181)
 土星紀では、肉体、太陽紀ではエーテル体、月紀ではアストラル体、地球紀では自我が人間に組み込まれ、進化期を経ていくにつれてそれらは育っていくのだが、それぞれの進化期の間には「休息期」があって、「休息期」が終わると、それ以前の進化期が繰り返された上で、新たな進化期での展開が生じてくる。その繰り返しというのは、人間が転生してくるときにも似ている。人間は生まれてくるとき、当然のことながら、最初から一足飛びに大人として生まれてくることはないし、以前の生の続きをそのまま再開するというのでもない。肉身をもって生まれた人間は、それなりのプロセスを辿りながら成長していく。教育に関する示唆でもよく知られているように、人間は生まれるときまでは母胎に包まれていて、生まれる時点で肉体が解き放たれ、その後、7歳頃にエーテル体の覆いから、14歳頃にアストラル体の覆いから解き放たれる。肉体の誕生を第一の誕生とすれば、エーテル的な誕生を第二の誕生、アストラル的な誕生を第三の誕生ということもできる。人間はこうしたプロセスを生まれるたびごとに行ないながら成長していく。このように、太陽紀も、土星紀の諸状態を繰り返すことからはじまり、月紀も、土星紀、太陽紀の諸を繰り返すことからはじまり、地球紀も、土星紀、太陽紀、月紀の諸状態を繰り返すことからはじまった。この繰り返しには人間の霊的進化には欠かせないことをシュタイナーは強調する。



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最終更新日  2023年02月11日 06時03分19秒
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