Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年02月14日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
29 太陽紀2:進化と停滞 - 1
 霊的惑星時代が経過する間に、すべての存在が進化を遂げるのではない。目標に達することなく、停滞するものたちがいる。したがって、土星進化の過程でも、すべての人格霊が、すでに述べたような人類段階に達したのではないし、同様に土星紀に形成された人間の肉体のすべてが、太陽紀に固有の生命体を担えるまでに成熟を遂げたのでもない。したがって太陽紀の状況に適応しないものたちが太陽紀に現れ、土星紀に達成できなかった事柄を、今、太陽の進化段階で、もう一度やり直さなければならない。~このようにして、土星紀の熱存在のままであり続けたものは、太陽紀において二つの部分に区分され、その一方は、人体にいわば呑み込まれる。そしてそれ以降、人間存在の内部にあって、人間の低次の本性となる。(P185-186)
 この「停滞するものたち」のことは「宇宙の生成にとって最大の意味をもつ、ひとつの事実」だという言い方をシュタイナーはしている。
 何故に、「最大の意味をもつ」といったのだろうかそのことを考えてみる。たとえば、物質的現存在時の人間は、この地球紀において、肉体、エーテル体、アストラル体、自我を有しているけれども、もし仮に、「停滞するものたち」がいないとすれば、人間はある意味、そういった構成体を有することができ得なかったともいえるのである。
 太陽紀において、人間は土星紀と太陽紀を経た肉体と太陽紀において得たエーテル体を有しているといえるが、仮に「停滞するものたち」が存在しないとすれば、肉体を有することができなかったともいえる。人間は進化を通じて「高次」のものを形成するとともに、「低次の本性」を有していく必要性がある理由がある。もちろん、「停滞するものたち」の意味はそれだけではなく「停滞するものたち」が新たな「領界」を作り出すということでもある。
 土星紀の熱存在のもう一方の部分は、太陽紀の人間存在と人間存在の間で、またはそれらのかたわらにあって、独立した存在となり、人間界と並ぶ第二の領界を作り出す。それは、太陽紀に、まったく独立した、物質体だけの熱形体を形成する。したがって、完全に進化した「人格霊」は、独立した生命体に、前述した仕方で働きかけることができなくなってしまう。ところが、ある種の「人格霊」もまた、土星紀の段階に残留していた。この人格霊たちは、土星紀においては、人類の段階に到達しなかった。彼らと、独立するに至ったこの第二の太陽領界との間に、ある種の親和関係が生じる。彼らは今、太陽紀に、ちょうど彼らの先へ進んだ仲間たちが、すでに土星紀に、人間存在になったのと同じような仕方で、この残留した領界に向き合わなければならない。彼らの進歩している仲間たちは、土星紀に先ず肉体を形成したのだったが、しかし太陽紀におけるこの残留した人格霊たちには、このような仕事をする可能性はまったくない。それゆえ彼らは、太陽体から離れて、太陽体の外に。別の独立した宇宙を形成するようになる。太陽から別の天体が生じる。この別の天体から、残留した「人格霊」たちは、第二の太陽領界の前述した存在たちに働きかける。このようにして、以前土星であったものから、二つの星体が生じた。太陽は、その周囲に、もうひとつの宇宙体をもつようになる。この宇宙体は、一種の土星の再生であり、新しい土星なのである。(P187-188)



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最終更新日  2023年02月14日 06時10分06秒
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