Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2023年02月19日
XML
カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
32 月紀3:水と意識状態-1
 土星紀における人間存在の肉体は、熱形態であった。太陽紀には、それがガス若しくは「空気」状にまで濃縮された。月紀になると、アストラル成分がそこに流れ込むので、ある時期に、肉体成分は、さらに濃縮度を強め、現在の液体に比較できるような状態にまで達する。この状態を「水」とよぶことができる。けれどもこの言葉は、現在のわれわれの水を意味しているのではなく、なんらかの流動的な存在形態を意味している。人間の肉体は、このようにして、今や次第に、三つの構成体から成る存在形態をもつようになる。そのもっとも濃縮された部分は、「水体」である。この「水体」は空気の流れに浸透されており、そしてさらに、そのすべてを貫いて熱が作用している。(P195)
 当時の人間は、養分を動物的な植物界から取り出してきた。この動物的な植物は、浮動もしくは浮遊して、容易に相互に合生し、ちょうど現在の下等な水中動物が水の中で、そして陸棲動物が大気の中で生きているように、周囲を取り巻く成分の中で生きていた。けれども、当時の環境成分は、現在の意味での水でも空気でもなく、この両者の中間の、一種の濃縮された蒸気のようなもので、その中でさまざまの存在体が、蒸気のさまざまの流れに融け込むようにして、あちこちへと浮動していた。(P205)
記:我々が現存する現在の地球紀には、気体、液体、だけではなく固体が存在しているが、月紀においては、いまだ固体状態は存在していなかった。月紀も進んでくると水状態が濃縮化されて「ねばねばした粘液形態」をとるようになるとはいうものの、現在のような固体としての物質状態ではなかったのである。
 土星紀においては、空気状態でさえ存在しない熱状態であり、太陽紀においては、液体状態さえ存在しない空気状態だった。現時の我々人間は、あたりまえのように固い物質に取り囲まれていて自分自身の肉体にしても硬い骨があって自分と外界とが明確に分離されそこで活動していると、そうした熱状態・空気状態・水状態を表象するのはなかなか難しいが、これをイメージするというのも、いわゆる「対象のない思考(瞑想)」の訓練になる。ところで、こうした水状態においては、現在のような人間の意識、つまり対象認識は可能ではなかった。対象意識が可能になるためには自我が働く必要があるが、自我は現在のような地球紀の状態においてはじめて人間に生じたのである。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年02月19日 06時10分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[霊魂論] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: