Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年03月18日
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カテゴリ: 霊魂論
「神秘学概論」読解
50 :5つの魂の能力-1
 高次の諸世界へ至ろうとする人は、修行を通して、以下の諸特性を身につけなければならない。特に必要なのは、魂が思考と意志と感情を支配することである。魂のこの支配能力を行によって獲得する方法は、二つの目標に向けられている。第一に、第二の自我が魂の中に生じたときにも、不動心、信頼感、公平さを失わぬように、これらの特性を魂にしっかりと刻みおくこと。第二の目標は、この第二の自我に強さと内なる支えを賦与することである。(342)
 第二の自我は最初はまだ萌芽のようなものなので、それをしっかりと育てていく必要がある。そのためにも第一の自我が思考と意志と感情の手綱をしっかりと絞りしごくことが必須である。逆にいえば、自分の思考、感情、意志が暴れ馬のようになって、どこにいくかわからない状態では、その馬車は暴走してしまってどこに行くか危うくわからない。
 その制御ための5つの魂の能力:1・思考過程の制御、2・意志衝動の統御、3・快苦に対する平静さ、4・世界理解における積極性、5・生活態度における公平さが要求される。最初の3つは思考、意志、感情に対する行、4つめの「世界理解における積極性」は、思考と感情を結びつける行、5つめの「生活態度における公平さ」は、思考と意志を結びつける行である。
 まず、1・思考過程の制御のためには、「事実に即した態度」が求められる。つまり、内的な堅固さを持ち、対象にしっかりと留まり続ける態度を、思考は身につけることができなければならない」。この物質的、感覚的な世界には外的な対象があってそれらがおのずと私たちを規定するところがあるが、霊的世界においてはそういった意味での外的な対象は存在しない。従って、思考は自分で自分の軌道を修正しなければならない。思考は「自分で自分に方向と目標を与える」ことが要求される。そのための「思考の行」として、身近で単純な対象を選んで、数ヶ月の間、少なくとも毎日5分間は、その「対象にしっかり留まり続ける」例が紹介されている。そのとき必要なのは「内なる力によって具体的に思考すること」である。みずからの思考が「自分で自分に方向と目標を与える」ためには「対象にしっかり留まり続ける」というのは言うは易く行なうは難しでかなりな訓練になる。



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最終更新日  2023年03月18日 06時02分55秒
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