Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年10月08日
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カテゴリ: 霊魂論
「キリスト存在について」Ⅲ
デュッセルドルフ 1909年4月18日夜
「霊的ヒエラルキーとその物質界における反映第10講」
 精神的な観点からまず考察しなければならないのは、個人の進化ということです。レオナルドダビンチは、彼が達成したものによって、さらなる高みへと上昇しました。それが彼の上昇を構成しているのです。私たちが自分に問いかけるのは、偉大なる創造者たちが地球の物質の中に刻み込んだ偉大な思想や偉大な衝動は地球の未来にとって何らかの意義があるのかということです。未来は地球を灰燼に帰し、男たち女たちが土から創り出したあらゆるものは、地球という惑星がもはや存在しなくなったときには、消えてしまうのでしょうか。皆さんはケルンの大聖堂(Dom St. Peter und Maria)を賛嘆します。それほど遠くない将来、たったひとつの石が別の石の上に残っているということもないでしょう。このことは、人類がケルンの大聖堂というものを石の中に体現したということは地球全体にとって無意味であったということを意味しているのでしょうか。私たちは今、人間が自分と一緒に地球から持ち去るものについてではなく、地球そのものについて考えています。惑星というものは、実際、その進化の過程でますます小さくなっていくものです。それは縮むのです。それは惑星の物質的な部分の宿命なのですが、それで話が終わるわけではありません。それは、いわば肉眼や道具によって観察され得る部分に過ぎません。物質にはそのようにして観察され得るものを越えて行く進化もまたあるのです。私は今、この点を越えていく物質の進化について考察したいと思いますが、それによって私は、現代人には理解が難しく、ほとんど理解不可能であると私が先に述べたところのものへとやって来ました。地球は絶えず縮小しているのです。物質は周囲のあらゆる面から中心に向かって押しつぶされています。さて、当然のことですが、十全なる意識に基づいて、力の保存測があると言うことができます。けれども、同じように十全なる意識に基づいて、あらゆる神秘家に知られている別の事実、つまり、物質はますます中心へと圧縮している、そして、何と中心点へと消え去っているという事実があると云うことができるのです。ひとかけらの物質がますます中心へと圧縮され、そこで消え去ると想像してみてください。それは別の側に押し出されているのではりません。中心点で、それは実際に無の中へと消え去っているのです。言い換えれば、地球は、その物質的な側面が中心点へと押しやられているために、最終的には中心の中へと消えていくということになります。けれども、それで話が終わるわけではありません。中心において消えていく分だけ周辺に現れるのです。それは最果てにおいて再び現れます。物質は空間中の一点、つまり中心点で消え去り、別のところ、つまり周辺に再び現れるのです。中心へと消え去るものはすべて周囲において再び立ち現れます。あらゆる働きがこの物質の中へと注ぎ込まれました。惑星上で働いていた存在たちは、あらゆるものを物質の中へと刻印づけました。当然のことながら、物質は現在の形姿においてではなく、この変容の過程によって受け取った形姿において存在しています。ですから、皆さんはケルンの大聖堂が、その物質的な断片は中心点へと消え去ったとしても、別の側から再び現れて来るのを見ることになるでしょう。惑星上で成し遂げられたことがらは何ひとつ、絶対に失われることはありません。それは反対側から戻ってくるのです。
 土星期より前の、地球進化における最初期の時代を通して私たちのところへとやって来たところのものすべては、このようにして外側へと、星座を越えたところへと移されました。太古の叡智では、これは「結晶化した天国」と呼ばれました。以前の進化に属する存在たちの行いはそこに堆積しています。それらは新しい存在たちが創造的になることができるための基盤を構成しているのです。既にお話ししましたように、このようなことがらを現代的な理解力で理解するのは難しいのですが、それは私たちが物質的な側面だけを考察することに慣れているからです。物質が三次元空間中の一点から消え去って、別の次元を通過した後、どこか別のところに再び戻ってくる、などということを認めることに私たちは慣れていないのです。皆さんが三次元空間の文脈で考えることに留まっている限り、そのことを把握することはできません。なぜなら、この現象は三次元空間を超越しているからです。ですから、それは別の側から再び三次元空間中に入ってくるまで見ることはできません。その間、それは別の次元の中に存在しています。このことは私たちが理解しておくべきことがらです。と申しますのも、宇宙創造の諸側面はこの上なく複雑な仕方でお互いに関連し合っているからです。ある場所にある何かは、三次元空間中の全く異なる場所に見いだされる別の何かと複雑な仕方で結びつけられているのです。



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最終更新日  2023年10月08日 06時08分01秒
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