最後に、キム・ヨナ選手が使用している『007』について。 イギリスの作家イアン・フレミングのスパイ小説を映画化した1962年から続くスパイ・アクション・シリーズ。イギリスの諜報機関“MI-6”に所属する“殺しの許可証”を持つ男ジェームズ・ボンド(通称:007)が世界中を股にかけ活躍します。 この映画『007』シリーズに欠かせないのが、ボンドカー、秘密兵器、スタントマンによるリアル・アクションと同時にボンドガールの存在。キム・ヨナ選手は、強くてセクシーでクールなボンドガールのイメージを氷上で見事に表現。実際に映画に出演して欲しいと思うような圧倒的な存在感で魅せてくれます。 音楽はジョン・バリーと主題歌のモンティ・ノーマン。ジョン・バリーは、『野生のエルザ』(1966年)、『愛と哀しみの果て』(1985年)、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(1990年)などでアカデミー賞作曲賞を受賞。イギリスを代表する映画音楽家の一人です。 CD『Best Of Bond: James Bond 輸入盤』には、ジェームズ・ボンドのテーマ曲、ジョン・バリーの劇中曲から2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』の主題歌「ユー・ノー・マイ・ネーム」まで歴代主題歌を収録。マドンナ、デュラン・デュラン、a-ha、ポール・マッカートニー&ウイングスなど、聴けば知っている名曲ばかりの名盤です。