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「GO!」--Fair warning

「GO!」--Fair warning
1997/02/26発売--ゼロ・コーポレーション--XRCN-1292
オリコン--最高 5 位--登場回数 8 週

①ANGEL OF HEAVEN
②SAVE ME
③ALL ON YOUR OWN
④I’LL BE THERE
⑤MAN ON THE MOON
⑥WITHOUT YOU
⑦FOLLOW MY HEART
⑧RIVERS OF LOVE
⑨SOMEWHERE
⑩EYES OF A STRANGER
⑪SAILING HOME
⑫THE WHY YOU WANT IT
⑬THE LOVE SONG

さて、いきなりFair warningです（^^；
彼らに関する詳細はコチラを見てね♪（苦笑）
このアルバムを初めて聴いた時のことは今でも鮮明に覚えている。
「GO!」は彼らの3枚目のアルバムで、以前からFANだったぼくは
このアルバムを非常に楽しみにしていたことは事実。
しかし、それを差し引いてもあんな体験は初めてだったし、
これからももう経験することもないだろう。
発売日前日に購入したぼくは早速封を開けてCDをセット。
お気に入りのヘッドフォンで再生ボタンを押した。
先行シングルで発売されていた①ANGEL OF HEAVENで幕を開けた瞬間から、
ラストの⑬THE LOVE SONGの悲しい調べで我に帰るまで
ぼくは息をしていたのだろうか？という感覚。
まるで記憶が無い、、というよりか、このアルバムを聴いている瞬間だけ
時間が止まったような・・そんな不思議な体験をした。
恐らくぼくにとって、音楽にはぼくらに何かを与えてくれるという
不思議な力があると初めて認識した瞬間だった。

今回は恐れ多くもそんなアルバムを紹介しようと思う。
Fair warningの特徴はなんと言っても"メロディ"だと思う。
それは歌メロだけではなく、ギターのリフやソロ、
ベースやドラムの演奏までも全てが"メロディ"にこだわっている。
「GO!」はそんなFair warningの魅力全てを詰め込んだアルバム。
特に前半の②SAVE ME④I’LL BE THEREは名曲中の名曲だろう。
誰にも真似できない彼らの全てがこの2曲に現れている。
一度聴いただけで耳に残るキーボードが印象的な②。
そして高揚感溢れる④の完璧なメロディ。
この2曲だけでもこのアルバムは即買いでしょう。
がしかし、その他の曲もこれまた凄い。
これは絶対聴いて欲しい③ALL ON YOUR OWN。
正直いうとこの曲全体は、（他と比べ）あまり良いとは思えない。
けど、聴いて欲しいのはこの曲のギターソロ。
バンド内では第2ギタリスト的なポジションのアンディ・マレツェクのソロ。
これははっきり言って奇跡だ。
こんなソロは一生に一度聴けるか聴けないかわからないぐらいの素晴らしさ。
アンディの奏でるメロディはどこまでも切なく、限りなく深い。。
ぼくはこのソロを聴いただけで涙が止まらなくなった（^^；
もちろん涙を流すこと自体、この曲が初めてでそれ以降はない。
そんな"音"の持つ力と"メロディ"が融合したこの曲は本当にオススメ。
そして一番のお気に入りは⑦FOLLOW MY HEART。
なんだろうね、もう否応なく心に響く名曲。
爽やかな風に吹かれて、君の事を思う、みたいな（笑・意味不明）
言葉に出来ないくらいめちゃくちゃ心地よい曲です。
こんな素晴らしい曲達を作っているこのバンドの中心人物の名を、
ウレ・リトゲンという。
そう、ぼくのHNはこの方からきてるのです（^^；
残念ながらこのFair warning解散後、引退するみたいなことを言ってました。
Fair warningの曲の殆どは彼の作曲。
彼ほどの才を持った人が、このまま埋もれていくのはまじで悲しいです。
なんとか復帰を願っておりますが、、まぁ難しいのでしょうね（TT)

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