わんこでちゅ

わんこに怒られた

昨日、車のドアをあけて乗ろうとしたら、中にいたカークに「わん！！！」とほえられました。私は即座に「ごめんなさい」と頭をさげて謝りました。横でだれかこの様子をみている人がいたら、きっとなにやってんだ？と思うでしょうが、、。

実はうちのわんこは父ちゃんとの車でのおでかけを、無常の喜びにしておりまして、もう朝から父ちゃんがお休みの日はばかさわぎをして、よろこんでおります。ところが父ちゃんとわんこどもが車に乗ってスタンバイOK、なのに、でがけにトイレにいきたくなった私はぐずぐずしていたのです。だいぶみんなをまたせて、車に乗ろうと、ドアをあけたら、私のいつも座る位置のシートの上でカークが仁王立ちになっていて、私にむかってひとことほえたのです。

昔ならわんこがほえても、うるさいとか、こいつなにほえてんだと思ったり、吠えた後ワンテンポ遅れて、ああ、いってることがわかる気がすると思う程度ですが、最近は前後の状況、声のトーン、わんこの表情というか、目つきで瞬間的に頭の中でわんこの吠え声が、翻訳されてしまいまして、、、、。まさにこのときのカークの　わん　は「遅い！！」のひとことだったのです。うちの父ちゃんに遅いとひとことどなられたときのように、殆ど条件反射で私はカークに頭をさげてあやまってしまいました。なにがかなしくて、わんこに人間が謝んなきゃいけないんだぁ？吠えてる理由がわからなきゃ、うるさいっ、のひとことで、わんこなんかにあやまらずにすむのになぁ。

他にも昨日、父ちゃんに背中が痛いから踏んでくれとたのまれまして、、。そこで私が父ちゃんの背中にのって、脚で腰のあたりをふみふみしてたら、カークがうあんうあんと吠えるのです。その吠え声は、いつもとちょっとかわっておりまして、怒りの中に緊迫感と懇願と悲壮感がまじっているようで。まぁその声の大きいこと。鼓膜がぴりぴり痛いくらいです。普段の要求や怒りのほえ声だけなら、カークをしかりつければいいのですが、わかっちゃうんです。なんていってるか、、。「父ちゃんが痛がってる、父ちゃんをいじめるな、母ちゃんお願いだ～暴力をふるうのはやめてくれ、父ちゃん早く何とかして逃げろ」とカークはおっしゃってるのです。父ちゃんが背中ふまれて、痛そうな表情をしたので、いじめられていると思ったのでしょうね。即座に父ちゃんは「カーク、お父さんはいじめられてる訳じゃないよう」私は私で「カークごめんごめん」とつい返事をしてしまうのです。

わんことおつきあいしている方、お宅でも思い当たることありますよね。ぷぷぷっ。

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