ペインタでブログ

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テキスト3


もしかしたら姿が見えるのではないかという期待と
もしかしたら言葉が通じるのではないかという危機感と
もしかしたら手と手が触れるのではないかという嫌悪感と
もしかしたらそれまでに培ったすべてが無に帰すのではないかという圧倒的な魅力に私が手を伸ばさない理由が果たしてあるだろうか。
そこにあるのはなんであるかというのは問題ではない。
関心を持ったものは例外なく遠ざかる。
箱を開けると中身は箱が二つに。
そのどちらにもまた中身に箱が二つ。
カテゴリに閉じ込められていただけなのだ。
そうやって収納していただけ。
本来は微小で微細なものが集合して出来ているもの。
それを記号化するために集め、名づけたものが人々に認知されるのである。
最終を見ることはおそらくないのだろう。
しかしその最果てを見ることが出来たならその時点で観測者は観測者とは言えず息絶えるだろう。
物事に干渉するということはそれだけの意味があるのだ。


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