私たちがアメリカを訪れた時は彼女はプータローだった。問題児ばかり集められた学校で働いていたようだが、話を聞く限りじゃものすごい。子どもに暴力をふるわれたりなんたり、日常茶飯事なんだったんだそうだ。彼女の家には誕生日に生徒から送られた1枚の貼り絵が飾られていた。家の絵があって、人間がすごい形相をして空を飛んでいる。タイトルを見ると 『The man who commited suicide』、つまり『自殺をした人』なのだ。強烈…。渡米直前に仕事を辞めたというメールがきたので、フルに私たちの相手をしてくれた。ラッキーというか、お気の毒というか。