NO 18 中国迎賓館と人民大会堂で?


記者名:未来コバちゃん

昔々の中国旅行に行っチャイナ NO.18

十数年前の中国視察旅行のエピソードを
少しずつ時間をかけてお話しましょう

必ず近い将来中国にマイカーブームが来る

切符を新たに買い入場したところ思いもかけない物凄い人の数です。
まだまだ1994年では、自動車は一般に手の出る金額ではなく日本で700万のベンツが中国では1500万円もしたのです。

(その時の一般の月給はまだ日本円で約3~4,000円でした)でも必ず近い将来中国にマイカーブームが来ると確信していました。

そして現在、輸入乗用車の税金も70%から43.8%に下げられ前年比26.9%増と大幅に増え、いよいよマイカーブームに突入しようとしています。

日本中国料理調理士会に全中国料理大会への招待

寒い時期であった、日中調事務局長から電話があり、北京で全中国料理大会が開催されるが、北京へ行く用があるなら一緒に行かないかと聞いてきました。
そろそろ北京に行く予定を考えていた所でしたので、同行しますと返事をしました。
出発当日成田で待合わせ北京へ、その時の日中調代表団メンバーは 
KM顧問、会長、副会長、事務局長、そして私でした。

顧問の同行により考えもしなかった事が…・

ふかひれ姿煮込み

北京では、同じホテルに滞在し彼らは中国料理大会視察、審査へ、私は行動を別にし食事時間に間に合うように待合わせ場所を聞き、宴会をともにしました。
中国と関係の深い顧問が同行した為、釣魚台国賓館で天王陛下と同じ場所で同じ料理を頂きました。
その時お会いしたのが中華人民共和国外交部 局長 朱 貴玉氏でした。
今までいろいろな中国料理を食べましたが、ここの料理は中国ヌードル風でした。
この迎賓館で日本中国料理調理士会の力に改めて感心しました。
もちろんふかひれの姿煮、乾しあわび料理、大えびの料理など贅をつくしたもてなしに一同感服したのはいうまでもありません。
今まで中国で出会ったどの料理よりもおいしい料理でした。

中国料理大会優勝発表会は、中国人民大会堂で行われました。
発表まで、待合室での待ち時間に銭 副首相が入ってきました。
一番上の席に付くと離れて座っていた日本中国料理代表団に近づいて来ました。
顧問のところに来ると「ニイハオ」と声をかけてきました。

「あなたはなぜこの席にいるのか」と言うなり、秘書に彼の横に席を用意するように申付けましたが、顧問は「今回は日中調の代表団として参加していますのでこの席で」と丁重にお断りをしました。

銭 副首相に目の前でお会いできるとは思いもつきませんでした。

その後人民大会堂で中国料理優秀者の発表会が行われ中国での最後の晩餐を味わい帰国の途に着きました。



つづく



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