NO 19 スピード違反取締りは気分私


記者名:未来コバちゃん

昔々の中国旅行に行っチャイナ NO.19

十数年前の中国視察旅行のエピソードを
少しずつ時間をかけてお話しましょう

昔の恩人、老朋友をだいじにする中国人の心
(まだまだ中国では人脈が物をいう時代である)

そして今、1972年の日中国交から30周年を向え国交回復に大きな貢献をした、故田中角栄元首相の娘の真紀子前外相を記念式典に招待している事を御存知の方もあると思います。

たとえ議員辞職をした真紀子さんであっても関係なく歓迎するのが昔の恩人、老朋友をだいじにする中国人の心です。

そしてまだまだ中国では人脈が物をいう時代である事を知って置くべきだと思います。

昔より中国を訪れ、時の流れを感じる

中国旅行と言っても 日中調の旅行では観光は二の次 料理研究に始まり事業所視察、食材探し、市場調査、交流会などが殆どで残りの時間は観光客の行かない場所へ個人視察、民衆の中に入り大衆料理を食べ歩き、文化交流と洒落込み、日本人と中国人のマナーの違い、文化、経済、慣習、中国でも地方と都会の格差に驚き、その時々新鮮さを感じたものです。

何年か経ち再び訪れてみると生活の変化に驚くことがしばしばでした。
ひまわり

(未来コバちゃんの私でも写るんです。ひまわりのように明るく生きたいものだ!ここで紹介しよう!このひまわりのような人を、viafmさんだ彼女のホームページ「気まぐれ日記」は本当に凄い。お気に入りの中にあるのでチャイナ)


知らない土地の視察の場合現地に詳しい人を同行する

上海視察を兼ねて蘇州に妻と姚 力鳴(弊社社員)そして上海の友人と4人で観光に行った時の事です、上海駅を朝早く汽車で出発し到着後、蘇州の駅で帰りの切符を買おうと売場に行った所、まだ売場は閉まっているのに物凄い数の人が並んでいました。

希望する帰りの汽車の切符を買うのにかなりの時間がかかり、買えないかも知れないと姚さんと友人が心配し、突然列を離れ何台ものタクシーと交渉し蘇州観光をしてその後タクシーで上海に帰ることにしました。

交渉し決めたタクシーは地元蘇州観光だけで上海にはいかないが、上海からお客を片道乗せてくるタクシーがあり連絡をとり帰りは待合わせて上海から来たタクシーに乗りかえて帰るようにしたとの事でした。

蘇州観光料金を含め汽車で上海に帰るより安い金額で交渉できたそうです。このように通訳とその土地の事情に詳しい友人がいた為に混乱を避け一番良い方法をとることが出来たと思います。

中国の公安はまだまだ気まぐれ

蘇州観光を済ませ上海行きのタクシーに乗換え走っていたところ道路脇の警察官が手を上げ私達の乗ったタクシーを止めスピード違反だと運転手に降りるよう命じました。

運転手は女性でスピードを出し過ぎていたとは思いませんでした。
運転手が取締りから帰ってきたのでどう言うわけで捕まったのか聞いた所、

「ボーナスが近くなると警察はよく捕まえる」と答え、スピード測定はどのようにするのか尋ねると「目視よ警察官の」と運転手が腹立ちながら言った。

まだまだ日本に比べ中国の警察の取締は気分次第なのである。
以前公安が中国では一番悪いと聞いたことを思い出す。

つづく



© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: