ミカン(蜜柑)カゼ、動脈硬化の予防、鎮咳



静岡産のミカンはウンシュウ(温州)ミカンなのである、ナツミカン、ダイダイ、オレンジ、ザボンなどの柑橘類の総称であるが、ウンシュウミカンを指すことが多い。

ウンシュウミカンの名は、原産地中国のミカンの中心地・温州に由来するとのことなのだ。

ミカンは日本の物だと思い込んでいたのだが、これも中国から来た食物だったんだね。

日本には500年ほど前に渡来し、現在日本の全柑橘類生産の90%を占めるほどポピュラーになっている。

栄養的にはビタミンCに富み、100g中35㎎も含むので、2~3個分で1日の必要量を満たすことになるそうである。

カゼ、血管の老化を防ぐほか、シミ・ソバカスなどの予防という美容効果もあるといわれる。

ミカンの酸味のクエン酸には、腸を整え血行をよくする働きもあるとのことなのだ。

皮の干したものを「ちんぴ陳皮」と呼び、漢方では健胃、ちんおう鎮嘔、、ちんがい鎮咳、解毒、消化不良、胸腹部膨満などに用いるのだそうだ。

また、これを浴槽に入れると、体を芯から温め、神経痛や冷え性にもよいそうである。

子供の頃、食べ残った皮などをお風呂に浮かべオレンジジュース風呂としゃれ込み、よく体などを擦ったりしたものである。

香りが良いし捨てるのはその後にしてみてはいかがだろう?



(迷カメラマン未来コバちゃんの私でも写るんです。富士山噴火?富士川河川敷サッカー場より 10/7朝10時撮影)



 ***オレンジ(ネーブルオレンジ)*** 

成分的にはビタミン、ミネラルのバランスがよい上にビタミンCが60㎎と多いそうである。

カゼの予防や皮膚の色素沈着を防ぐのに有効であると同じに、

ビタミンP(ルチン)との相乗作用で血管を強くするらしい。

そのため、高血圧による毛細血管の破損や眼底出血を予防することが期待されるそうだ。

何でもとり過ぎはよくないよね?

昔は手が黄色くなるまで、コタツで食べたものだが、いつの間に食べなくなってしまったんだろう?

つづく




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