ウソツキ(須釜×真田)







自分の耳が信じられなかった。

隣の部屋から聞こえて来た会話。
それは自分と同じ東京代表選抜の水野の部屋に関東選抜須釜が来た。

別に何の辺哲も無い事なんだが、

どうやら水野を須釜がおそ…ってるようなのだ。


須釜の水野への思いは知っていた……。

オレがあいつをみていた様に、あいつの視線は、いつも水野を追っていたから…。


「ちょ…ちょっとまてって…やめ…ッ」


掠れた声がする。


「まあまあ、いいじゃないですか~」


(やめろ!聞きたくない!)


体が震えて来て、目の前が真っ白になった。

ここには居たくなくて、部屋から飛び出した。

自分が何処に向かっているのかも分からず、気がついたら、英士達の部屋をノックしてた。


「どうしたの!?真っ青な顔して!」


英士が心配そうにのぞき込む。その瞬間ホッとして、涙が溢れ出てきた。


「何があったの?」


その問いかけに答えられずに、泣きながら首を振るばかりで、


「じゃあ何も聞かない!けど、話したくなったら話してね。」


そんなやさしさがすごく安心できる。

次の日、須釜が上機嫌そうに


「おはようございます~♪♪あれ~どうしたんですか~?一馬君顏色が悪いですよ ~」


と声をかけて来たが、その笑顔がうまくいった事語る様で胸がズキンと痛む。

逃げる様に無視した、が、別に気にした様子もなく、それが余計に胸をズキズキさせた。

それから何日もこんな事を繰り返していたが、ふとある事に気がついた。

須釜と水野が一緒にいる事がないのだ。


(何でだろう…?あいつなら、好きな奴と一緒に居たがるんじゃ?・・・水野が嫌がったとか!・・・でもそんな素直に言う事聞きそうにないしな?)


そんなモヤモヤと、こんな考えが自分を更に落ち込ませてしまった。

スッキリしたくて真夜中に屋上に出ると真っ暗の中に先客がいた。


(…須釜だ!)

(合いたくない!戻ろう!)

踵を返した瞬間後ろから驚いた様に声がした

「一馬くん!?…なんでここに?でも丁度いいなぁ~。少し話してきましょう!」

(・・・逃げれなくなった)

仕方なく、須釜の隣に並んで座った

何を話していいのか分からず沈黙が続く

(そっちから言い出したのに、何か話せよな!)
(・・・・でも今なら聞けるかも)


戸惑いつつ切り出して見た。

「ちょと変な事きいていいか?」

「なんですか~?」

「あの…さ。…須釜ってさ…水野と付き合ってるのか」

「えっ?」


「この間…さ…。お前、水野の…部屋に行っただろ…それで…オレの部屋って隣な
んだ」


すぐに分かったみたいで神妙な顔して返事に困っていた。


「どうしてそんな事聞くのですか~一馬くんには関係ない事ですよ」


そう言われて、ズキズキと胸が張り裂けそうに痛い。


「自分でも無神経な事言ってるのは分かってけどさ」


そう言いながら涙がでてきた。


「…でも、関係なくない!……オレだってお前の事が好きなんだぞ!」


そういい終わると、更に溢れ出して止まらない。

さっきまで神妙な顔してた須釜がうれしそうにして、ギュッと抱きしめてきた。急
な事だったから、慌ててしまった。


「なっ何すんだよ!」


「だって、一馬くんがあんまりにも可愛くって~~v。うれしい事言ってくれるから///」


「…?? うっうれしい事って?」


「僕の事好きって言ってくれたじゃないですか~」


「えっ?」


「僕も一馬くんの事好きなんですよv」


更に力を込めて抱きしめる。


「えぇっ///…って、お前水野がすっ好きじゃ無かったのか!?」


「いいえ~違いますよぉ~」


笑顔で返ってきた。


「えっ?だってこの間の事は?それにお前が水野の事見つめてたじゃないか!」


「それはですね~水野くんにチョッ~ト協力をして貰ってたんですよ。それに見つ
 めていたんじゃなくって、睨んでいたんですよ~」


「えぇ!!(オレの勘違いだったのか;恥ずかしい;;)でも何で水野を睨むん  だ?関係ないのに?」

「だって同じチームというだけで、隣の部屋になれるんですよ。僕なんてあんなに
 遠いのに;;」


「ただそれだけ…?」


「ええだから、ちょとした仕返しと、一馬くんの反応が知りたくて」


(水野…哀れ…;)


そんな考えをしていると、あごを引かれて唇を奪われた


「な、何するんだ!」


茹で上がりそうな真っ赤な顔で、抵抗してみた


「え~だって、折角両思いになったんですから~。それとも嫌でしたか?」


「うっ。……いっ嫌じゃ…ない」


そう言うと、うれしそうにもう一度唇を重ねた。

「さて、これからどうしますか~?このままここにでもいいのですが、僕の部屋に
 来ませんか~今日は誰も部屋に居ないんですよ~」


「へっ?そっそれって・・・」


全部答える前に須釜はオレを抱えてドアに向かう。


「チョッちょっとまてって!」


(さすがにそれはまだ////)


「一馬くんだめですよ~夜中は静かにしなくては」


「そうじゃなくて!」


笑いながら、オレの抵抗が全然効いてないやはり、先に好きになった方が
弱いようだ。

もうあきらめて連れて行かれることになってしまった。

                              NEXT?

  スガ真です!!始めて書いた小説です!。勢いに乗って3日で仕上がったんです  けど、自分なりにはまだ旨くいったかな?とは思っています。
  感想は掲示板にお願いします。m(_ _)m




© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: