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2009.05.06

楽して覚える英単語暗記編２　主に理論。

テーマ： ★資格取得・お勉強★(38608)

カテゴリ：英語学習

　理論編に移る前に、楽して覚えれる教材として、アマゾンとかでの購入で洋書になりますが、絵と語呂合わせで覚えれるようなテキストがあります。ただ、これはアメリカのテキストなんで中学生位を対象でもレベル的には英検１級並の語彙ばかりでした。かなり前に上位売れ筋にランクされてまいしたし、自分でも使用してましたが、リクエストがありましたらタイトルは探してみます。
　理論編は、とりえず英語学習において文法は骨でボキャブラリーは筋肉だとよく塾生にも説明して来ましたが、語彙の大切さから話してみます。（まあ、バランスが取れてないと意味なしということです。）第二言語習得の論文で日本・海外とも面白い結果があります。（羽鳥・ＮＡＴＩＯＮ等だったと思いますが。）それはスムーズにテキスト理解するには全体の９５％前後の語彙を知らないと厳しいというものです。どちらの論文も同じような結果だったともいますが、文脈からの単語の予測とかは９５％近い知っている単語数がないと、初見の文章はきつくなるということを物語っています。
　これを踏まえたうえで、お勧めなのがルーズリーフにとにかく覚えたい単語を書きまくるという写経さながらの荒行です。

僕は受験時代よくやってましたが、本格的にＴＯＥＩＣのボキャブラリーを増やしたいときにもよくやってました。この効果は、フラッシュカードと等しく目で見てドンだけ自分が努力したのかが明白にわかるということでしょう。（鬱がかなり表立ってからはやれてませんが・・・。

）また、実際手でつづっている訳なんで、単語のつづりに馴染みが出てリーディングスピードも上がります。注意点はくれぐれも広告とかの裏に書かないこと。ルーズリーフでびっしり書いて成果を残すようにしてみてください。

勿論、この際口で単語を唱えるようにしてください

　もう１点ＮＡＴＩＯＮという方からの論文で面白いものがあって、英単語⇒日本語の組合せで覚える方が良いのか？あるいは文脈の中で英語を覚えるのがいいのかという問題がありますが、これは被験者を使った実験で当たり前のような結果が出ています。要約すると、１対１形式で覚えるのには短期間で数多く覚えるのに適しているが、文脈形式で覚えるのでは時間がかかるものの応用力がつくというものです。尚、ＴＯＥＩＣとは無関係ですが、うんちくとして大学入試で英語が難しい大学ほど文脈で覚える生徒が多いというデータもあります。（東京外大・国際基督教大学・慶応・早稲田・東大・京大など）
　当たり前のことかもしれませんが、チャントに偏るのではなく文脈からのアプローチも慣れてきたら考えてあげてください。こちらは教材としてＺ会系強し！！！　ＴＯＥＩＣ用では速読速聴・英単語かＴＯＥＩＣ　ＴＥＳＴ英単語が文脈覚えとすればばっちりです。共にＣＤつきなんでリスニングの特訓にもなりますよ。
　いずれにせよ、ボクシングでも野球でも地味なトレーニングほど効果ありとよく言われます。（メディシン・ボールとか

）ただ、あまり無理をしないでこれまでご紹介させていただいたどれかの方法で、皆様の得点アップが出来ましたら光栄です。何かここまで書いたら、自分もやる気が出てきました！！！目標９５０点強奪？？？

⇒上級編もあります。