くれまちすのお着楽生活

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冬の袷きもの1207


kimono-12-7a
今日は幼稚園の「音楽発表会」でした。
こんな日くらいはちょっとフンパツして、おしゃれをしてゆきたい!!と母に作ってもらった「大島紬」を着ていくことに決定。
結婚当初に嫁入り道具としてもらったので、かれこれ13年。しつけをつけたまま、たんすの肥やしになっていました。
大島は2枚あるのですが、これはかなり地味目。ところどころ臙脂の花が散っていますが、全体としては黒っぽいのです。

気合を入れて前日の土曜日から準備。
寒いといけないから、と羽織を着ることにしました。
この羽織、この秋に衝動買いしたもの。「amida」のポリの小紋生地を羽織に仕立ててもらいました。
仕立てあがって手元に届いてみると、「うーん、ちょっと派手目かも....」ということで、しばらくこれもタンスの肥やし状態に。
が、今回は着物が結構地味なのでバランスがとれるかとあわせてみました。どうでしょ。
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帯は白地に墨絵っぽく椿が描かれているものです。画像ではよくわかりませんが、塩瀬ではなくて「斜子織」というものらしいです。(ヤフオクで8000円。)
ところどころ、花芯の部分に赤と銀の刺繍がされています。
少し古くなって少々黄ばみつつあるようなかんじがしますし、オークションにしてはちょっと高めですが、柄行がやさしくてとても気に入っている帯です。

羽織がこってりしているので、半襟、足袋はシンプルに白です。
なんとなく、藍・臙脂・白のコーディネイトになりましたが、帯揚げか襦袢を芥子色にしてさし色にしてもよかったかも。


それにしても本絹はあったかい!!!会場は開けっ放しの上、ござの上に座ったのですが、ぜーんぜん寒くなかったです。おまけに2時間半すわりっぱなしでもしわにならないし。
やっぱりいいものはいいのねぇ、と関心した一日でした。(こうしてだんだん高いものがほしくなるのね....)


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