瀬戸内寂聴さん
- 2002/12/19のbebe日記より
- 新聞のチラシで素敵なものを見つけました。
"瀬戸内寂聴"さん の法話集カセット・ＣＤの宣伝広告なんだけど
素敵な文章がたくさん見出しとして書かれていました。
思わず買おうかなぁ・・
なんて思ったけれど
チラシの見出し文だけで充分満足しているbebeがいた(笑)
今日は時間があるから
そのbebeがうなずいた素敵な文章をご紹介します d(^-^)ﾈ!
どうしてうなずいたかというと
ひとつひとつがbebeが日常考え思っていることと似ていたんです。
w(゜oﾟ)w オオー！
ここにbebeの原点があった！
・・・って感じかな。
bebeの心は寂聴気分？！
全部で１２巻あります。
書き出すのは見出し部分だけだけど 素敵な言葉がイッパイですよぉ♪
bebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebebe
死んだらどうなるかってよく聞かれるけど、
そんなことわからない(笑)。
だってまだ死んでないんだもんね。
でもわからなくたっていいじゃありませんか。
いろいろ予定をたてたってその通りにならないことが多いでしょう。
だから先のことをくよくよ思い煩うことないんですよ。
もう（仏様に）任せておけばいいんです。
私たちは死ぬまで可能性があるんです。
死ぬまで自分を変革することができるんですね。
だから年を取るということは、枯れてしまうことではないんですね。
自分の中にどんな可能性が残っているか、
それを引き出すことが「生きること」ですから。
とにかく「自分は元気だ」とか「幸せだ」とか
そういうふうに思うことね。
そうすると病気が逃げていくんですよ。
病気というのは陰気なことを考えていると、
そこを済み良く思って来るんですね。
だからなるべく元気でいましょう。
息子が連れてきた嫁さん、気に入らないと思ったら
やることなすこと全部気にいらないでしょう？
覚えがあるでしょう、貴方たち（爆笑）。
そういうのはいけないの。
貴方たちがそう思ったら向こうもそう思っているんだからね。
もっといいところはないかなって、そういうふうに見ましょう。
子供の出来が悪い。
それはあんたの子だから出来が悪い（爆笑）。
そう思えば腹立たないでしょう。
それでニコニコしていれば長生きしますよね。
原因があって結果があるんだから、
そう思ってイライラしないことですね。
笑いましょう。
それでいいんです。
それが人を幸せにするんですね。
泣いたら美人という人がいるわね。
でもそれはよっぽどの美人でないと(笑)。
我々は泣いたらお多福になるの。
なるべくなら笑った顔がかわいく見えますから、
笑っていきましょう(笑)。
愛するということは、
相手が何をして欲しいのかを考えること。
自分の好きなものは相手も好き、
そうじゃないの。
間違いの多くは、自分がしたいことを相手に押しつけて
それで自分は愛したと思っているんですね。
それがわかれば人間関係はスッとうまくいくんです。
亭主の浮気も責めてばかりいないで
「私の好く人を好く」と思えばいいのよ(笑)。
誰にも見返られない亭主を持ってたって嬉しくないじゃない？
そういうふうに視点を変えるといいのね。
自分が明るくなるように視点を変えること。
この世で精一杯生きることが大切なの。
我々はね。
私は精一杯この世で切に生ききったならば、いつ死んでもいいし、
あとのことなんかは仏様任せで浄土へ行こうと
地獄へ落とされようと文句は言わない。
今一生懸命に生きることが私の生き方だと思っているんですよ。
たとえどんなに立派なはかを建てたってね。
普通の奥さんになれるということは
ひとつの誇りなんですよ。
人に奉仕するということは、とても美しい尊い行為なんです。
なれなかったから、こんな坊主になっちゃった(笑)。
いくら髪を染めてもパックしても(笑)
年は隠せない。
それはもう諦めましょう（爆笑）。
歳月というものは逆さまには流れないんですよね。
６０歳が嫌だから３０になりたいって、それは無理でしょう？
やがて老いて、やがて死んでいく、それはもう逃げられないことなんです。
自分の幸せだけを考えているだけでは
本当の幸せではないんですね。
今、一緒に地球上に生きているすべての人々が、
一人残らず幸せにならなければ、
真の生きる喜びというのは得られないのだと、この頃考えます。
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本屋さんで寂聴さんの本を探しているbebeがいるはずです・・・ (爆)
長い日記にお付き合いいただきありがとう (^-^)/
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