梅酒風味のりんごのコンポート

梅酒風味のりんごのコンポート

 レモン汁の代わりに梅酒で風味を付けました。とってもさわやかで、そのままでいくらでも食べてしまいます。バニラアイスに添えたり、アップルパイの中身にもお勧め。




 <材料> りんご4個分

りんご(つがる、ふじ、レッドゴールドなど) 4個


水 200cc


砂糖 大さじ5~7


梅酒(辛口) 70~90cc



 <作り方>

①りんごは縦四つ割りにし、皮と芯を取って薄い塩水に浸けます。


 塩水にしっかり浸けておくと、変色しにくくきれいに仕上がります。
 ここではあまり酸味の強くないりんごを使っています。梅酒のさっぱりした酸味を活かすためですが、もちろんお好みのりんごでお好みの味に仕上げてくださって結構です。

②5分ほど置いたらりんごだけ鍋に入れ、上から砂糖をまぶしつけてしばらく置きます。


 鍋はステンレスやホーローなど酸に強い材質のもので。アルミの鍋はりんごが黒ずむ事があります。

③りんごがしっとりしてきたら分量の水を加え、弱火にかけて砂糖を溶かします。


 砂糖はりんご自体の甘さによって加減します。なるべく底面積の広い鍋を使ってりんごが重なり合わないほうが楽です。鍋が小さい時は、りんごが硬いうちに丁寧に混ぜ合わせて表面の砂糖をよく溶かします。

④梅酒を加えてやわらかく煮込みます。


 煮立ってきたら梅酒を加え、蓋をして弱火で煮込みます。アルコール分が苦手な方は、まず水と梅酒だけを先に火にかけてアルコール分を飛ばしてからりんごを加えて煮ます。

⑤やわらかくなったら火を止め、蓋をしたまま冷ましておきます。


 りんごが透き通ってきたら竹串を刺し、スッと通るようになったら火を止めます。
 熱効率のいい無水鍋などで作ると、保温だけでも熱が通ってやわらかくなりすぎる事があります。お好みで調節してください。

⑥煮汁ごと密封容器に入れ、冷蔵庫で保存します。


 熱いうちはくずれやすいので、あら熱が取れてから容器に移します。

 新鮮なりんごで作ると少しシャリシャリ感が残り、水気の抜けたりんごで作るととろりとした仕上がりになります。お好みで。


 そのまま食べる時は、卵白に少量の砂糖を加えて泡立てたメレンゲを添えてもおいしいですよ。パイやタルトに使う時は、あらかじめ汁気をよく切っておきます。


 梅酒が苦手な方はもちろんレモン汁でOK。その他、白ワインやマラスキーノ(さくらんぼのリキュール)もよく合います。



りんごのコンポート
 ◎2003年10月26日製作


© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: