2色おはぎ

2色おはぎ

 この名前は本来は秋限定の呼び名で「萩」から来ています。春はぼたんの花から来る「ぼた餅(ぼたん餅)と言う呼び名だったはずなのですが、この名前で売っているのを見たことがありません。地域によるのでしょうか?私の祖母は「ぼた餅」専門でしたが。




 <材料> 12個分
もち米 2カップ
水 400~480cc
  トッピング
粒あん 適量
こしあん 適量
きな粉 適量

 <作り方>

①もち米は軽く洗ってザルにあげ、30分間置いておきます。


ここでのカップはお米専用のものではなくて、200cc計量のものです。お米を計るカップは180ccですので間違えないように注意してください。

②鍋にもち米を入れ、適量の水を加えます。


鍋の種類やお餅の好みで水を加減するといいと思います。私は無水鍋を使っていますが、お米と同量の水で普通のおこわ程度の硬さになります。今回は480ccで作ってみましたが、少しやわらかかったかもしれません。

③鍋を強めの中火にかけ、沸騰してきたら全体を軽く混ぜて蓋をします。


蓋をしてから火にかけます。沸騰したら木べらで全体をざっと混ぜ、再び蓋をします。

④蓋をしたらすぐに弱火にし、そのまま13分加熱します。


焦がさないように注意。出来るだけ火を弱め、それでも強いようなら火を止めて蒸らし時間を長くとるようにして調節します。鍋の下にゴトクを置くと火の当たりがやわらぎます。

⑤火を止めて、そのまま10分蒸らします。


蓋は取らない事。余熱でしっかりと蒸らします。加熱時間を短くした時は、その分蒸らし時間を長くします。

⑥木べらで全体をよく混ぜ、好みの加減につぶします。


蓋を取って全体に混ぜ、ざわざわと音がするようならもう少し蒸らします。しっかり給水出来たら木べらで大きく混ぜ、好みの加減につぶします。私は半分くらいつぶすのが好きです。いつまでも混ぜていると、粒が全部つぶれてただのお餅になってしまいますのでご注意。

⑦手で触れるくらいに冷めたら俵にまとめ、すっかり冷めるまで置いておきます。


ここでは12個作りましたが、小さく15、6個作っても食べやすいと思います。成形したら皿などに間隔をあけて並べておきます。

⑧6個には粒あんをからめ、残りの6個にはこしあんをからめてきな粉をまぶします。


あんの量はお好みでどうぞ。きな粉は上からまぶしつけてもいいし、バットなどに広げてこしあんをからめたものを転がしても。

 好みでこしあんにゴマを混ぜたり、あればうぐいすあんもおいしいです。あんの味でおはぎの仕上がりがまったく変わってしまうので、ぜひおいしいものを選んで使いたいものです。



おはぎ

 ◎2003年3月8日製作


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