ぷくっと可愛い形のパリッとした皮をかじると、プチプチした全粒粉の香ばしさとほのかなレモンの酸味が口の中に広がります。発酵時間を短縮するため、中種法で作りました。
全粒粉 55g
ぬるま湯 50cc
生種 大さじ1.8
砂糖 小さじ2分の1
強力粉 100g
ぬるま湯 適宜
強力粉 100g
てんさい糖 大さじ1
塩 小さじ2分の1
バター 10g
レモンピール 30g
①密閉できるホーローなどの容器に生種を入れ、ぬるま湯を加えて指先でトロトロに混ぜ合わせます。
②ここに全粒粉を加え、同様に指先でグルグルかき回します。
③蓋をきっちり閉め、温かい所で倍になるまで発酵させます。
④大き目のボールに中種を移し、ぬるま湯を適宜加えて粉も合わせてこねます。
⑤発泡スチロールの箱に密封し、倍になるまで発酵させます。
⑥塩とバター以外の本ごねの材料を、中種のボールに加えて全体をざっと混ぜます。
⑦全体がおおよそ混ざったら塩を振りいれてこねます。
⑧バターとレモンピールを練り込みます。
⑨再び発泡スチロールに密封し、倍になるまで1次発酵させます。
⑩パンマットの上に取り出して12等分に切り、30分ほどのベンチタイムをとります。
⑪あまりガスを抜き過ぎないようにして丸め、天板に並べてオーブン内で2次発酵させます。
⑫じわじわと温度を上げて焼成します。
見る見る丸く膨らんでいくので、オーブンの前から離れられなくなります。成形の時に閉じ目をしっかりつまんで閉じないと、レモンピールの水分で閉じ目がほどけてきます。切り分けたら、切り口のレモンピールをしっかり巻き込むのがポイント。
今回はうめはらレモンスライス(CUOCAさんで扱っています)を使ってみました。苦味の少ない、細かく刻んであるタイプです。私はレモンの苦味と酸味が好きなので、これでは少し物足りないかなという感じでした。レモンカップなどの大きなものを5mm角くらいに刻んで入れると私好みかも。