生クリームブレッド

生クリームブレッド

 しっとりとしてコクがあり、生クリームの豊かな風味でより甘さを感じます。スライスしてそのまま食べてもおいしいですが、トーストするとサクサクとしてまた別の味わいが。特に耳の部分は格別です。薄くスライスして小さく切り分け、マロンクリームやチョコクリーム、いちごジャムやマーマレードなどで小さなサンドイッチを作ると素敵なおやつの出来上がり。いくらでも手が出て困ってしまいます。




 <材料> 1斤分
  中種

強力粉 160g


酵母 大さじ1


砂糖 小さじ1


水 130cc


  本仕込み

強力粉 100g


砂糖 大さじ2


塩 4g


バター 7g


生クリーム 50cc


水 大さじ3



 <作り方>

①中種を作って冷蔵庫で16時間熟成させておきます。


詳しくは《テーブルロール》を参照してください。

②パンケースに材料を入れ、本体にセットして食パンコースで焼き上げます。


東芝HBを使用しました。

 油分が多くなりすぎないようにバターの量を抑えました。しっとり感にまったく問題がないので、5gまで減らしてもいいかもしれません。


 砂糖の量はいつもの食パン生地と同じなのに、豊かな甘味を感じます。ジャムやクリーム類を添えるととてもリッチなおやつになります。


 特に注目すべき仕上がりでもなかったので、写真は撮りませんでした。近いうちにまた作ると思いますので、しばらくお待ちください。



 ◎2003年3月23日製作


★追記★

 改良後の酵母で試してみました。中種を作っている時からまろやかなヨーグルトのような匂いに驚きです。上と同様に東芝で焼きましたが、今までで最高の仕上がり。注意した点などを書き加えておきますので、参考になさっていただければと思います。



 <材料> 1斤分
  中種

強力粉 150g


酵母 大さじ1


砂糖 小さじ1


水 100cc


  本仕込み

強力粉 110g


砂糖 大さじ2


塩 4g


バター 7g


生クリーム 50cc


水 大さじ4



 <作り方>

①中種を作って冷蔵庫で15時間熟成させておきます。


 寒い時期は寝かし時間が長いほどよく膨らんだので、暑い時期には逆にします。夜の11時半に中種を仕込みましたが、水分を少なめにしたので少し粉っぽい感じです。これも過発酵対策のひとつ。

②中種の状態をチェック。


 15時間後に野菜室から取り出した中種は、今まで同様の発酵状態でした。水分少なめ、寝かし時間短めでもこうなのですから、やはり暑さ対策はしなくてはなりませんね。この日の室温はだいたい23度、湿度は70%くらいでした。

③材料をパンケースに入れます。


バター、生クリームは冷蔵庫から出し立て、水も水道水ですが冷たいものを入れます。最後に加える中種も冷蔵庫から出し立てを入れました。

④HBにセットして最後まで焼き上げます。


東芝HBはスイッチを入れると5分間の寝かし時間に入ります。せっかくの冷たい材料も、この5分間に温度が上がってしまっては意味がありません。そこでまずHBのスイッチを入れてしまい、動き出す直前にケースの準備が終わっているように時間を調節しました。

 東芝HBの食パン焼き上げコースは3時間半。こねは最初の1回だけで、1次発酵、2回のガス抜き、2次発酵、焼き上げといった行程です。お持ちのHB、パン作りの環境などを考慮して工夫なさってみてください。



 ◎2003年6月22日製作

★お詫び
 6月22日製作時のレシピの砂糖の量が大さじ1になっていました。改良前と同様大さじ2です。訂正してお詫び申し上げます。

 ◎2003年8月4日記


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