焼きとうもろこしパン

焼きとうもろこしパン

 甘辛いしょうゆを塗りながら焼いた香ばしい焼きとうもろこし。そんなイメージで作ってみました。中のコーンの味付けはお好みで。



 <材料> 12個分
  中種

強力粉 160g


酵母 大さじ1


砂糖 小さじ1


水 100cc


  本仕込み

強力粉 50g


全粒粉 50g


砂糖 大さじ1


てんさい糖 大さじ1


塩 4g


バター 15g


水 80cc


  中身

冷凍コーン 2分の1カップ


てんさい糖 大さじ1弱


しょうゆ 大さじ1強



 <作り方>

①中種を作って冷蔵庫で15時間熟成させておきます。


詳しくは《テーブルロール》を参照してください。

②パンケースに本仕込み用の材料と中種を入れてこね、2~3倍になるまで1次発酵させます。


熱い季節には発酵が進みやすいので、1次発酵は2倍程度で抑えておくほうがいいかもしれません。逆に寒い季節であれば2次発酵にも時間がかかるので、1次発酵は3倍近くまでじっくり待ってもいいと思います。

③コーンの準備をします。フライパンにてんさい糖を入れてしょうゆを回しかけ、コーンを加えてよく味を染み込ませます。


砂糖が溶けたら冷凍のままコーンを加えます。コーン自体の甘さや好みによって味を加減するといいですね。我が家では減塩昆布しょうゆを使っています。コーンの皮が硬いと味が染み込みにくいので、様子をみながらじっくり火を通します。

④生地を12分割し、楕円に伸ばして冷めたコーンを散らします。


コーンはすぐに皿などに広げて冷ましておきます。生地の発酵が終わってもまだ熱いようなら、ベンチタイムの要領で丸めたままパンマットをかぶせて休ませておきましょう。

⑤端からくるくる巻いてクッペ型に整えます。


巻き終わりをしっかりつまんで閉じ、マットの上で転がしながら形を整えます。

⑥2倍になるまで発酵させ、180度で15分くらい焼きます。


オーブンを200度以上にしっかり予熱し、全体に霧を吹いて180度で焼きます。こんがりしてきたら指先でたたき、軽い音がしたら出来上がり。

 焼き立てがちょっと冷めたらどうぞ。パネトーネ独特のふんわり生地をかみ締めると、中のコーンがプチっとはじけて甘辛いしょうゆ味がじわっ。全粒粉との相性もなかなかです。


 初めての試作では中身なしで成形し、2次発酵後に深いクープを入れてそこに味付けしたコーンを入れる予定でした。ところがクープがうまく入らずに失敗。2回目はコーンを巻き込んでからクープを入れ、顔をのぞかせたコーンに焼き目をつけるというもの。これも思ったよりもコーンがのぞいてくれなかったので失敗。あんやクリームのように包んだものは、味が濃すぎてのどが渇きました。


 タイミングが合わずに写真が撮れなかったのは残念でした。次の機会までお待ちください。



 ◎2003年9月28日製作


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