レモン・ヨーグルト・ブレッド

レモン・ヨーグルト・ブレッド

 少ない量の酵母でどうやってふわふわの白神パンを作れるのか。いろいろ試して、やっとナショナルHBのソフト食パンコースで焼き上げに成功しました。白神の持ち味を十分に引き出した、ふわふわでソフトなもちもち感のあるパンです。腰折れしやすいので、ケースから取り出す時は必ずショックを与えてください。ふんわりと香るレモンもとてもさわやか。




 <材料> 1斤分
  中種
強力粉 180g
酵母 小さじ2分の1
砂糖 小さじ1
水 140cc
  本仕込み
強力粉 70g
砂糖 大さじ1.8
スキムミルク 大さじ1
塩 4g
ヨーグルト 大さじ2
バター 13g
レモンピール 大さじ1.5

 <作り方>

①ケースにぬるま湯を入れ、酵母を溶かしてから砂糖も加えます。


ケースはあらかじめたっぷりのお湯を入れて温めておきました。HBは床の上なので、冬はかなり冷えているらしくてすぐに動き出せない事が多いので。お湯を捨てててから分量の水を温めてケースに入れ、酵母を加えてよく溶かします。きれいに溶けたら砂糖も加えて溶かします。酵母を傷めるので、お湯は熱すぎないように注意。人肌が安心です。

②粉を100gほど加え、ソフト食パンコースをスタートさせます。


スタート直後は動きません。粉に給水させるにはもってこいの時間です。20分後に動き出しますが、こねるというよりは混ぜるだけの短い時間です(約3分)。

③こねが終了して10~15分ほど経過したら、残りの粉の半量ほどを加えてよく混ぜます。


短いこねのあとは2時間ほどの長い発酵時間に入ります。たっぷりの水分で発酵力がついてくるので、10~15分ほどたったら再び粉を加えます。150gほど残っているので、約半量の70~80gを加えて指先でよくなじませます。少しくらいダマが出来ていても大丈夫です。生地はかなり指に粘つきます。私は羽になすりつけました。

④ガス抜きを合図に、残りの材料を準備します。


 ケースの中はかなり温かく、ガス抜きが行われる頃には生地はほぼ倍になっています。それを合図にして、残りの粉に砂糖、スキムミルク、塩を加えてよく混ぜておきます。別の容器にヨーグルトとバターも入れておきます。なお、ガス抜きは本ごねの5分ほど前に行われ、羽が何度か回ってすぐに止まります。

⑤本ごねが始まったら残りの材料を加えます。


イースト投入の合図と共にこねが再開します。まずヨーグルトとバターを加え、すぐに粉類を加えます。こねは17分ほどですので、15、6分ほどたったところでレモンピールを加えます。湿度によって水分量を調節する必要がある場合は、ここで粉か水を加えます。

⑥最後まで焼き上げます。


スタートから約5時間で焼き上がり。焼き時間が普通食パンコースより10分ほど短いため、焼き色はちょっと薄めになります。かなりふわふわとやわらかいので、ケースの側面をバンバンたたいてから網の上に取り出します。

 レモンピールは、CUOCAさんで購入した「うめはらレモンスライス」を使用しました。もっと入れたかったのですが、突然思い立ったので冷蔵庫から出し立て。生地温が下がると警戒してこの量でとどめました。朝食にはちょうどよかったかも。



レモンヨーグルトブレッド

 ◎2003年3月8日更新


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