不思議の国・四国歩き遍路

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柊(ひいらぎ)

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カテゴリ: お遍路

0920-37柳屋旅館前にて.jpg


AM6:15、宿のおかみさんに見送られながら出発。
「お世話になりました」
早朝なので天気がよくわからなかったのですが、曇っていました。
歩き出してすぐ『かわうその里すさき』という道の駅にきましたが、当然開店前で気になりながらも通過。

AM6:30、「おにぎり・卵焼」と看板が出た国道沿いのお弁当屋さんが、もう営業していたのでおにぎり弁当とぼうしパンを買いました。
ここは釣り人とかトラックの運転手さん向けの、24時間営業のお店かもしれません。



0920-37須崎の海.jpg




AM7:00、絶景のレストラン(という看板の)『琵琶湖』に着く。
絶景はいいとしても、太平洋に向かって琵琶湖、とはどんなネーミングなんだろうという疑問。
とりあえず外にあるお手洗いを借りました。
この先「あわ」から焼坂峠とトンネルに分岐します。
どっちに進もうかと迷いましたが、今にも降りそうな雨雲と今日中に37番を打ちたいので国道56号線ルートに決めました。
楽なコースを選んだことに、少し自分に甘さを感じますが・・・。



0920-37安和方面.jpg





AM7:30、56号線沿い森の駅というレストパークで朝食におにぎり弁当を食べました。
だいたいこの時間にならないと食欲が出てきません。
曇っていて涼しいので、冷たいおにぎりはちょっと寒々しく感じました。
昨日までの2日間はすごく暑かっただけに、戸惑います。

焼坂トンネルの手前の開店前のレストランの駐車場で、一人のおじさんに声をかけられました。
「山の上(窪川)は雨やで、傘持っちょるか?」
折りたたみ傘持ってます、とリュックにくくりつけた傘を見せると、「コーヒーでもお接待しよう、おいで」
と言われ、自販機で好きなの買いなさいと選ばさせてもらう。
カフェオレをご馳走になって、ここでお遍路さんに出た理由とかを立ち話。
私が「ひいおじいさんが毎年八十八箇所お参りしていたけど、祖母も母も親戚もまわってないので4代目の私が皆を代表して周っています。」と言うとたいそう喜んで名刺までくれました。
私も納札をお渡ししました。

長い焼坂トンネルはたいくつなので、般若心経の練習をしながら歩きます。
お遍路を始めて1年以上かかって、やっとお経を暗記できました。
あんなに切れ切れでしか覚えられなかったのに、ふと全部が頭の中で繋がってくれました。

土佐久礼の消防署前の東屋にリヤカーお遍路さんが座ってたので、私も休憩。
「そこの久礼駅から電車に乗ったら、230円で窪川まであっという間に着くよ」
「え~、それはすごく楽だけど私は歩きますよ。」
そんな会話のあと、また国道を歩き出す私。
小雨が降ったりやんだりなので、傘をさしたり閉じたり忙しいです。
こんな天気だからいいようなものの、晴れていたらまた炎天下の日陰無しアスファルトで、目玉焼きの気分を味わったことでしょう。



0920-37国道56号.jpg


土佐久礼から七子峠までは、じんわり登り坂。
歩道が広くないので自動車に注意しながら進みます。
涼しかったこともあって、スイスイ歩けて七子峠に到着。


0920-37七子峠.jpg


AM11:40に到着した七子茶屋が定休日だったので、トイレを借りて店の前のベンチでフルーツゼリーのおやつタイム。
ここまで来たら、先が見えてきたのでちょっとのんびりしてしまいました。
そのまま国道を行けば、飲食店はいくらでもあるよと教えられさらに国道を歩きます。

ほどなくプレハブのようなうどんやさんを発見したので、入ってみました。
わかめうどんを注文して、ちょうどPM12:40を過ぎたころだったのでTVのチャンネルをNHKに変えてもらう。
朝ドラの【どんど晴れ】の最後のあたりの話の行方が気になって観たかったから・・・。
(お遍路に出ると、朝ドラは昼ご飯の食堂で見ることが多いなぁ。)
うどんが出来上がると、ご主人がすりおろし生姜とすだちの絞り汁を持ってきた。
まず半分ほど普通に食べたあと、生姜とすだち汁を入れて食べてみてと言う。
その通りにやってみると、なるほど風味がまた変化して美味しかったです。
「出汁も美味しいですね~、さすが本場のカツオ節。」と誉めると「いや、鰹節だけではないんです。」と詳しくは教えてくれない。
「私の田舎では、焼いた飛び魚の出汁でお正月のお雑煮を作るのですよ。」と言うと「その出汁は食べたことがないけど、想像するとさっぱりとして香ばしい気がする。」
など、出汁の話題で盛り上がったのでした。


次に休憩したのはPM14:35、ゆういんぐしまんと(観光物産センター)です。
ここは道の駅のように地元の物産品がそろっています。
お手洗いに行くと、なんとシャワー室も完備されていました。
仁井田米が有名みたいで、このお米のアイスがあったので食べようかどうか迷ったあげく『道の駅あぐり窪川』が近いのでそこでゆっくりしようと14:45食べずに出発。
ところが40分後くらいに到着した『あぐり窪川』は定休日でした(泣)

がっかりしながらも、一路岩本寺へ!
窪川までたどり着き、電車の時刻表をもらいに駅の窓口で「土讃線の高知までの時刻表ください」と言うと「え?ここは土佐くろしお鉄道なので、JRだったらお隣です」と言われました。
JRとくろしお鉄道と2つ並んで駅があったのですね、知らなかった。



PM16:10、国道コースをチョイスしたので余裕で37番:岩本寺到着。


0920-37山門.jpg



0920-37修行大師像.jpg




0920-37本堂.jpg


↑この本堂の天井にたくさん天井画が描かれているはずだったのに、見るのを忘れていました。




0920-37大師堂.jpg



0920-37円柱お堂.jpg



今回はこの37番:岩本寺で区切ります。
長い3日間でした・・・・。




















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Last updated  2007年11月01日 22時28分16秒
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Re:37番:岩本寺、国道56号線ルート(9月20日)(11/01)  
4代目の柊さん先代さん達を代表して周ってたんですね。えらいなぁ~
うどん出汁に生姜とすだちかぁ。美味しそう。簡単にうちでも出来るし、一度やってみます('-'*

広大な太平洋があるのに、わざわざ琵琶湖とは関西の人間からすれば笑ってしまいますね( ̄▽ ̄;もったいない。 (2007年11月01日 22時42分20秒)

Re:37番:岩本寺、国道56号線ルート(9月20日)(11/01)  
四国を歩く  さん
昨日へんろ協会の地図を見て、柊さんが歩いた場所を見ました。
身軽だったとしても、すごい距離。
そして6時過ぎに出発ですか。
私が来た時は、気温0度。納経所が開くのを震えながら待ちましたよ。
時間に余裕があったのに、天井画は見ていない。ショック・・・
そして、また夜行バスで帰りましたね。
ものすごくパワーがありますね。(・_・)o尸~~マイリマシタ

(2007年11月01日 22時57分19秒)

Re[1]:37番:岩本寺、国道56号線ルート(9月20日)(11/01)  
アルカポーねさん
ひいおじいさん達(兄弟で周ってたらしい)が歩いていた時代には国道もなかっただろうし、道が険しかったと想像しています。
だから私は楽に歩けてるほうかな~。

うどんの食べ方にはビックリでしょう。
さっぱりと食べたい時におすすめです。

琵琶湖を見たことがなかったので、何とも言えなかったのですが、この後10日もしないうちに偶然、琵琶湖にいくことになり本物を見てきました。
感想:全然違うやン・・・・
(2007年11月02日 00時20分41秒)

Re[1]:37番:岩本寺、国道56号線ルート(9月20日)(11/01)  
四国を歩くさん
3日目に37番まで行くには、2日目の宿を須崎に設定しないと無理っぽかったんです。
それに柳屋さんに絶対泊まりたかったし・・・。

窪川は標高が高いから、季節によっては気温0度なんですね。
晩夏で良かったぁ。

そして夜行バスで帰ったってバレバレですね、翌朝自宅で少し休憩してから、仕事へ行きましたよ~。
はははっ (2007年11月02日 00時27分49秒)

須崎→岩本寺を一気に行かれましたね!  
よし男 さん
私も7時半ごろ須崎駅前から出発したのですが、番外霊場大善寺に寄ったり、もたもたしているうちに後ろから喫茶店のお上さんが追っかけて来て、休んで行きなさい、お接待しますから、って誘われました。こんなこと初めてなので、ま、たまには、と、ありがたく喫茶店で2度目の朝食! お礼と言うか、お返しのつもりでへんろに出た理由とか印象をお話して時間が経過。などなどで、別の鎖付きコース焼坂峠に登り着いて1時15分ごろ。結局土佐久礼で4時になりましたが、魚市場:大正市場も好きなので、この町で宿泊。その消防署管理の観光客用無料貸し自転車が休憩所傍にあり、町を周遊しました。海浜公園もあり、とても楽しめました。
しかし須崎から岩本寺まで一気に歩くとはすごいですね。特に、七子峠、ろくたんじ、仁井田ルートは単調な景色で、国道は暑くて暑くて、暑くて、もうひとつ暑くて・・・、快晴の日はまさに卵焼きへんろです。 (2008年07月14日 14時09分14秒)

Re:須崎→岩本寺を一気に行かれましたね!(11/01)  
よし男さん
須崎も土佐久礼も寄り道せずに通過してきたので、次回はその貸し自転車で海浜公園や市場など観光をしたいと思います。

天気が悪かったのが幸いして、日陰のない国道も順調に歩けました。
日和佐から安芸あたりと、この窪川の手前は炎天下は辛いポイントですね。
灼熱地獄を体験されてお疲れさまでした・・・。


(2008年07月14日 19時04分18秒)

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