不思議の国・四国歩き遍路

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柊(ひいらぎ)

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カテゴリ: お遍路
前回の区切りから早、5ヶ月も経ってしまいました。
春を待って久々に第8回目の四国入り・・・。


今回の行程は前回の山に迷い込んだトラブルで時間切れとなり、泣く泣く電車に乗って移動した土佐くろしお鉄道の『伊与喜』から『入野』までを歩き直す。
『入野』から電車で『中村』まで移動し、西南交通のバスで足摺岬へ向かい岬で1泊。
足摺岬より、続きの戻り打ちで久百々で1泊、翌日に39番:延光寺を打つ。
延光寺より宿毛まで歩き、くろしお鉄道の宿毛駅から帰宅。
という計画。



仕事が終わって家に帰り、夕食の準備・おにぎり作り・入浴を済ませ、遍路の最終準備。
三宮バスターミナルPM23:36発のしまんとブルーライナーに乗車。
このバスは去年乗った時からダイヤ改正されていて、以前より50分遅く出発し、40分早く到着するようになりました。
おかげで始発の土佐くろしお鉄道に乗れるようになりました。


バスが順調に走り、予定より3分ほど速く着いたので走り込むこともなくAM6:04の窪川発の電車に乗りました。
そして苦い思い出の残るこの伊与喜の駅のホームに立つ。
あぐり窪川でのトイレ休憩の時に、トレパンに着替えていたので準備OKです。



いよきst.jpg



何よりも自分の膝が治ったのかがず~っと気がかり、私の心を映したように空はどんよりと曇っていて、道路も乾ききっていません。
不安なまま国道へ踏み出す・・・・。(AM6:30)
しばらく歩いたところで地図を見てみると、早速へんろ道ではないほうの国道を歩いていることに気がつきました。
『しまった!』と思ったけど、戻る気分でもなくそのまま国道を歩く事にしました。


佐賀漁港への看板↓


佐賀漁港看板.jpg




AM7:10土佐佐賀駅を通過、これよりへんろ道に入ります。
民家の間の道路を歩いていたら、地元のおばあちゃんに「(時間が)早いね~」と声をかけられました。

このあたりの家には、壁や軒下にお決まりのデザインがあるようです。
黒くて四隅にアールがついた長方形の模様。↓
この様式はこの後もあちこちで見られました。


佐賀の民家.jpg



へんろ道沿いに新旧差のある2軒の民宿の前を通過して、佐賀漁港↓


佐賀漁港2.jpg



看板によると『幡多十景・鹿島が浦』
近江八景は聞いたことありますが、ここには十景もあるんですね。
入江にある鹿島を望む展望所にて、景色を眺めながらの小休憩。(AM7:40)
ここからは室戸岬も足摺岬も見えるそうですが、今日はあいにくの曇天で見えず。
しかし、残りの九景は何処なんだろうと、とっても気になる私でした。


その先には佐賀公園という素晴らしく広くて綺麗な公園がありました。
私の故郷の隣にも佐賀県がありますが、同じ佐賀、そして佐賀には同じ鹿島という名前の町もあるのが奇遇です。
公園の桜もまだまだきれいでした。


鹿島が浦.jpg



途中へんろ休憩小屋がありました。


黒潮町の遍路小屋.jpg



だんだん天気も回復して、日陰のない国道は暑くなってきます。
土佐東寺庵の休憩所は、本日はお休みでした。
へんろ地図の『レストラン木の香』は廃業していました。
洒落たログハウス風なのに惜しいです。
ここらへんが「うみのおおむかえ」、王を迎えたんだろうと想像しました。

さらに浮鞭(うきぶち)という変わった名前の町を過ぎたら、左手に入野の海岸が広がります。



入野海岸入口.jpg





『道の駅ビオスおおがた』にはAM10:20に到着。
思ったより早く着きました。

11時までモーニングメニューがあったので、ひまわり食堂のトーストセットで休憩しました。
お客さんはちらほら、地元の方がモーニングを食べに来られているみたいです。
食堂を出て物産館を眺めるも、お遍路中は荷物を増やせないので土産も買えません。
ここのお弁当やお寿司は安くて、とても美味しそうでした。


外のテーブルで2人のお遍路さんに会いました。
私は入野まで、すぐそこなのですが一緒に歩く事にしました。(PM12:00)



↓入野松原を歩く。



入野松原を歩く.jpg



↓右が野宿の若いお遍路君。一日に40~60キロでも歩くという。
1巡を30日切るのが目標だそうです。

しゃがんで写真を撮ってるのが、3巡目のおじさん遍路さん。
おじさんのリュック・菅笠風帽子・ポーチ・チョークバッグはお誂えで揃ったもの。
白い帆布製の特注品だそうです。
なかなかこだわりがあって、格好良いです。


入野海岸お遍路さん.jpg


サーフィンしている入野の海を眺めながら歩くうちに、分岐にきていました。
彼らは四万十川に向けて、私は入野駅へゆくのでここでお別れしました。

記憶をたよりに松原を突っ切り、無事入野駅に到着。
以前は気がつかなかったけど、入野駅に吊るしてある大きな篭!
クジラでも捕まえるのかな~。



入野stの大カゴ.jpg








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Last updated  2008年04月20日 18時27分03秒
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Re:リベンジ!伊与喜から入野まで(4月14日)(04/18)  
四国を歩く  さん
わざわざ、歩きなおしたのですね。
私、そんな根性ないです^^
先へ先へと進みたい性質なので。

ということは、まだ帰ってきたばかりなんですね。
今年は桜も長く咲いているので良かったですね。

特注の遍路グッズ。
是非お目にかかりたいです。
(2008年04月18日 22時51分06秒)

Re[1]:リベンジ!伊与喜から入野まで(4月14日)(04/18)  
四国を歩くさん
>わざわざ、歩きなおしたのですね。

あの時は歩きなおすことを誓って、電車に乗りましたからね~。
自分との約束は果たさなければ・・・。


>ということは、まだ帰ってきたばかりなんですね。
>今年は桜も長く咲いているので良かったですね。

その通り!帰ってきたばかりで軽い筋肉痛です。
名残の桜が見れて、嬉しかったです。

お遍路してると色んな人の色んなこだわりが見れて楽しいです♪


(2008年04月19日 20時24分48秒)

嬉しいっていうか、私も同じ間違いを  
よし男 さん
伊与喜駅で持ち歩いていたごみを駅のゴミ箱に捨てようとしたら、この無人駅を清掃しているおじいさんに話しかけられました。私はチャック付きのポリ袋を多く携帯し、これにゴミを入れていたので問題はなかったのですが、おじいさんから、水道を出し放しにする遍路、ナマゴミもなんでも一緒に捨ててしまう遍路がいて困っている。あんたはいいけど、みんなに伝えてよ、と苦情を延々と聞くハメになりました。おじいさんは、改めてゴミを分類するためのポリ袋を買わねばならなく、出費が(年金だけの収入の)身にこたえる、とのことでした。もっともなことです。私はへんろ道を散らかしまくる遍路にはなりたくありません。
で、苦情を聞き終えて土佐佐賀のほうへ急いだのですが、気がつくと国道を歩いていました。この伊与喜駅のそばで遍路コースがビミョ~に変化していたのですね。でも引き返す気力がなかったので、そのまま進み、気力も落ち、タコ焼屋さんがあるバス停で、ドカッとへたり込みました。
土佐佐賀公園では、藪の中をタヌキらしい動物が動いていました。尻尾だけ見えたので断定はできませんが、イタチかも知れません。 (2008年07月08日 00時52分56秒)

Re:嬉しいっていうか、私も同じ間違いを(04/18)  
よし男さん
初めまして!私は普段は道を間違わないのですが、窪川~土佐佐賀あたりはどうも相性が悪いようです。
地図もよく見てなかったのが悪いのですが・・・。
ゴミ問題は四国でも、自分の所でも深刻ですね。
水道の件も、聞いてビックリです。
一人一人がきちんとしないと、迷惑がかかり地元の方への負担が大きいです。
私はなるべくゴミが出ないような工夫(パッケージは処分して中身だけ持参とか)を心がけています。
ポイ捨て遍路がいるとしたら言語道断、そんな人は四国を歩いて欲しくありませんね。

(2008年07月08日 20時51分52秒)

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