不思議の国・四国歩き遍路

不思議の国・四国歩き遍路

PR

×

Profile

柊(ひいらぎ)

柊(ひいらぎ)

Calendar

Archives

2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2009年01月11日
XML
カテゴリ: お遍路
部屋でパンとヨーグルトの簡単な朝食をとり、6:30に本大ビジネスホテル出発。
ホテルの前の国道11号線を真っ直ぐに歩きます。
左手に「ゆめタウン三豊」明日OPEN!というので、店舗や駐車場は開店準備が着々と進められていました。

途中、遍路道に入るポイントを見逃したようで地図にあるポプラを目印にしました。
が、それっぽい場所に店舗を解体撤去したような空き地があり、ひょっとしてもうつぶれているのかもと思いながら歩いていると、地元の奥さんがへんろ道を教えて下さいました。
(やっぱりポプラはつぶれて解体されてます)

へんろ道にはコスモス畑が似合います。


1110・71三野のコスモス道.jpg



住宅街の中のへんろ道をひたすら歩いて8:50に【八丁目大師堂】にやってきました。



1110・71八丁目大師堂.jpg



その横に「いやだに温泉足湯」もあったのですが、手を浸してみると冷たい!
冷泉なのか・・・足を入れる気にならず。



1110・71いやだに温泉足湯.jpg



ひょっこりと車道に出たところに道の駅ふれあいパークみの。



1110・71道の駅みの.jpg



こちらはふれあいパークの宿泊棟のようでした。



1110・71ふれあいパークみの.jpg



道の駅の車道を横断して、道はまた山道のへんろ道に入ります。
9:05【71番:弥谷寺】の山門をくぐりました。



1110・71弥谷寺山門.jpg


いきなり1番目の石段。



1110・71石段1.jpg



途中【俳句茶屋】という茶店があるのですが、打ち戻りの荷物を置くのにちょうどよいのです。
お店の中を覗いたけど無人、何度か声をかけてみたけど応答ナシ。
でもこの店の中には、おびただしい数の納め札があるのを見たので荷物を置いていっても構わないという予感がしました。
店の中にリュックを置いて、また階段を上ります。



1110・71巨大観音像.jpg



巨大な観音様が目の前に立ちはだかり、その下でお掃除をされていた男性に挨拶をしていると愛知のYさんが石段を下ってきました。
「早かったですね」と言うと「ビジネスホテルを6:00に出てきたよ」

2つめの朱色の手摺の石段。



1110・71石段2朱の手摺.jpg



広場の石積みの上に、高らかに颯爽とした大師像。



1110・71弥谷寺大師像右より.jpg



本堂に到着したかと思いきや、まだステンレスの手摺のついた石段。



1110・71石段3ステンの手摺.jpg



石段4つめ。



1110・71石段4ステンの手摺.jpg



岩窟の割れ目にお地蔵さんや、岩肌に刻まれた磨崖仏など石仏が豊富です。
石段の両脇にも古い石仏がたくさん見られましたし、これも弥谷山が、死霊が帰る仏の山といわれてきた由縁でしょうか。



1110・71弥谷寺岩窟地蔵.jpg



1110・71弥谷寺磨崖仏.jpg



さらに石段5つめが続きます。



1110・71石段5ステンの手摺.jpg



もう一つ石段を登って、やっと本堂です。



1110・71弥谷寺本堂.jpg



山腹の石段からは、みのの町が一望できます。
この石段づくしは完全なる山寺レベル、人によっては難所ともなりそうです。



1110・71弥谷寺本堂からの眺望.jpg



もと来た石段を下っていると、参拝者が次々と上がってきます。
皆、口をそろえて「本堂はまだですかぁ~」
解ります、解ります、弥谷寺の石段はきりがなくていつまで続くんだろうと思いますから。
「もうちょっとですよ~」とか「あと2ヶ所石段ありますよ~」と答えながらすれ違う。



1110・71弥谷寺大師像左より.jpg



大師像の広場を再び横切り、大師堂へ。
大師堂にも石段を登らねばなりません。
ここの大師堂は、珍しいことに靴を脱いで建物の中へ上がりこみます。



1110・71弥谷寺大師堂石段.jpg



1110・71弥谷寺大師堂入口.jpg



今日が雨の日でなくてよかったです。雨の日なら靴下がびしょ濡れだったかもしれません。
大師がまつられた広間の前に納経所があって、人前でお経を読むのはちょっと恥ずかしいです。
心持ち小さな声になりつつ無事参拝し、納経をしてもらいました。
おもむろに納経所の人が、私を回れ右させると「あそこに見える→通りに進むと“獅子の岩窟”があるから」とささやく。
なんのことだろう・・・と思いながら奥へ進むと、突当りに【獅子の岩窟】が現れました。



1110・71弥谷寺大師堂獅子の岩窟.jpg



阿弥陀像・弥勒像・大師像が安置されているそうです。
薄暗くてはっきりとは拝めませんでした。



無事に参拝を終えて、荷物を取りに【俳句茶屋】に戻ります。
茶店にはここの主であるおばさんがいらっしゃいました。
「すみません、リュックを置かせてもらってました~」と言って中に入ると、「いいよ、いいよ、置いていっていいのよ。遠慮して置いていかん人もおるけど、遠慮はいらんよ」
ここではトコロテンや草もちも売っているので、草もちを頂きます。
茶店を手伝っているおじさんが暖かいお茶を入れてくださった。



1110・71俳句茶屋草もち.jpg



草もちを食べながらひと休みしていると、おじさんが「渋柿は食べたことある?」
「渋柿は干し柿にして食べる物でしょう」と私。
「いやいや、生でも食べられるよ、一つ食べてみて」
そう言って冷蔵庫から柿を出して剥いて出してくださった。
おそるおそる口に入れると、見た目は渋柿だったのに・・・甘い♪

渋柿を甘柿に変える方法があるそうで、それは簡単に書くと。
≪渋柿のヘタ・芯をくり貫く、それを25度以上の焼酎にくぐらせる、ビニール袋に密閉して冷蔵庫で保存、2~3日で食べごろ≫だそうです。

おじさんと入れ替わりにおばさんが入ってきて、ここでの色んな出来事をおしゃべり。
昔は善根宿もしていたそうですが、マナーの悪いお遍路さんがいたので宿は貸さないことにしたそうです。
朗らかで賑やかなおばさんなのに、よっぽどひどい目にあったようで気の毒でした。
おしゃべり中に地元の知りあいの人が差し入れ(菓子折)を持ってきたので、おばさんがそれを開けて羊羹とカステラを切って出してくれました。

茶店の中を見学させてもらいました。(中は写真撮影OKでした)
卓球の四元さんの書いた俳句。



1110・71俳句茶屋四元さんの句.jpg




この龍の絵は女の子が即興で描いた物だそうです。
彼女は旅を終えると京都で舞妓さんになったとか、この絵には何か惹きつけられるものがありました。
(天井からぶら下がっているのは、俳句を書いた短冊です)



1110・71俳句茶屋龍の絵.jpg



別室の天井から垂れ下がっている短冊には芸能人のものも見られました。
1番目だっていたのは、原田芳雄さんの収め札。
マリリンモンローのイラスト付きの派手派手カラーで、まるで錦札のようでした。
格好イイ!!!

座ってしゃべりこんでいる間にも、目の前をお遍路さんたちが通り過ぎます。
丸亀のAさんやひげのおじさんも「じゃお先!」というふうに片手を挙げて追い抜いて行きました。
今日は何処まで歩くつもり?と聞かれ、道隆寺までですと答えると、「そろそろ出発せんと間に合わなくなるよ」とおじさんの言葉でハッと気が付くと、俳句茶屋での休憩時間が1時間も経っていました。
草もちの代金(100円)を払い、この先の歩く道を教わります。
楽しい時間はあっと言う間です、10:40茶店を出発。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年02月02日 11時57分57秒
コメント(8) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:71番:弥谷寺と俳句茶屋(2008年11月10日)(01/11)  
博治 さん
柊さん 71番弥谷寺のブログは 凄いですねー!
よく あそこまで写真撮れましたね、感心しています。私も次からは、少し見習ます。又次を楽しみにしていますので、宜しくお願いします。 (2009年02月02日 20時38分54秒)

弥谷寺は印象的でした  
basil_o  さん
柊さん
獅子の岩窟っていうんですね。
私はあやうく(?)見逃すところでしたが、
そちらへ向かって行く人がいたので後を付けたので
お参り出来ました。
また、その方が「歩き遍路援護会」(・・・会ったことありませんか?写真の葉書を下さる方)の方だったのですが、私は区切りの間に結局3回もお会いして、3種類の葉書を頂戴したのです。
自分の思い出ばかりになってごめんなさいね、ではでは。
(2009年02月02日 22時37分50秒)

階段が多い弥谷寺  
よし男 さん
見ただけで腰が引ける長い階段がよく映像として出ています。こんな階段で転んだら?!と緊張します。赤い手摺りの階段は108段と書いてありましたね。煩悩の数に合わせたのですかね。ようやく札所に到着して見上げるなが~い、そびえる階段には心をくじかれます。でも、前を見ず、着々と登ると苦労はそれほどでもないのが常です。私はせっかく登って来たのだから、じっくり見学して行こうと本堂周辺で時間をかけ、満足したころ下って行きました。仁王門を降りたところで、アッと(@!)気づきました。まだ大師堂に行っていなかった! また下りた階段を上がるのかあ~、と腰砕けになりました。躊躇したあげく、今回は許してもらおう、次回多度津駅を通るとき来ることにしょう、と自分を納得させてしまいました。そういえば札所一番下の入口で三人のおへんろさんが観音経も時間をかけ入念に唱えておられました。上まで上がるのが大変だからか? 『俳句茶屋』 は休日でした。障子の龍の絵、怖いですけれど典型的でなく上手ですね。「頭をひねる」の部分は俳句として困ったとき多用できそうです。(笑) 戸締りがゆるかったり、親切心をいいことに乱して通るへんろもいて、まともなへんろも疑われ、大迷惑です。私は公園などで野宿した翌朝はトイレを含め本格的に清掃作業をしています。 (2009年02月02日 23時23分53秒)

Re[1]:71番:弥谷寺と俳句茶屋(2008年11月10日)(01/11)  
博治さん
弥谷寺、石段が難所ですね。
写真を撮りながら歩いていると、気が紛れていいものですよ。

(2009年02月03日 14時04分01秒)

Re:弥谷寺は印象的でした(01/11)  
basil_oさん
「歩き遍路援護会」の方、私はお会いしたことないんです。
四国には有名(名物)遍路さんもいるそうですが、一度も縁がなく会ってません。
ちょっと淋しいです。
同じコースを歩いていても人それぞれ異なる体験になるのは、お遍路の面白さですネ。


(2009年02月03日 14時17分09秒)

Re:階段が多い弥谷寺(01/11)  
よし男さん

>赤い手摺りの階段は108段と書いてありましたね。

よく見ておられますね、私は段数まで気が付きませんでした。
大師堂も建物の中なので、わかりにくいかもしれません。
石段の下で遥拝されているおばあちゃんは、岩屋寺でも見かけました。
「上まで登れないから、ここからお参りさせてもらお」と。

野宿の後ちゃんと清掃作業をして立ち去るよし男さんのような方ばかりだったら、俳句茶屋のおばさんも善根宿を続けてらっしゃると思います。
遍路さんのマナーの悪さ話を聞くたびに、わが身を省みるようにしています。

(2009年02月03日 14時29分45秒)

Re:71番:弥谷寺と俳句茶屋(2008年11月10日)(01/11)  
ぎゃあー!
前回以上に階段が多い!多過ぎです!Σ( ̄▽ ̄;
よくこんなの登りましたね・・写真では頂が見えない階段がありますよー・・

四元さんってあのすごい格好で卓球してる子ですよね。
意外にも!?字も絵も上手いというかセンスありますよね~ビックリΣ( ̄□ ̄
(2009年02月03日 22時42分33秒)

Re[1]:71番:弥谷寺と俳句茶屋(2008年11月10日)(01/11)  
アルカポーねさん
何キロも荷物を背負って歩いたあげくのこの石段、気が遠くなりそうでしょ!?
なんだか感動すら覚えましたよ。

>四元さんってあのすごい格好で卓球してる子ですよね。

そうです、私は福原愛ちゃんしか知らなかったのですが、卓球界では有名なお方みたいです。
NHKの「てくてく街道歩き・四国八十八ヶ所」という番組でお遍路されてましたが、道中もオシャレな格好と個性的な俳句を披露してくれました。



(2009年02月04日 00時48分55秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: