☆.。.:*・゚ Cooral Reef ☆.。.:*・゚

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第8話




そういい、来たのはおばさんだった
「本当はもう少しと思ったのですがここで紹介しますわ。智也のガールフレンドの
水島ひかりさんです」
『パチパチパチ』
「まぁ、お似合いね」
「可愛いわぁ」
『ザワザワザワ』
いろんな人からいろいろと言われ恥ずかしくてたまらなかったそれに
ガールフレンドなんていわれたことがなかったから私の頬はいつのまにか真っ赤に
「まぁこんな時間、皆様、カウントを始めたいと思います」
おばさんがそういい時計の針にあわせカウントを始める
私はなぜカウントなんかと思っていた
「5秒前…4…3…2…」
『1…メリークリスマス!!』
その声と共にクラッカーの音が7色のりぼんが私たちの上にひらひらと舞う
「そっかー今日、クリスマスなんだ」
私はそう思いながら舞散るリボンを,眺めていた。
『そして』
パーティーが終わり部屋に戻る
「では何かありましたらお呼び下さいませ…お休みなさいませ」
「ありがとうございます」
メイドさんが部屋から出て行った
私は寝る用意をする
と、カバンの中から手紙、招待状を…
もう一度読んで見る
ふと読みながら思った招待状にはただ12月23日午後7時開始としか書いていなかった
私はいったいいつまでここにいられるのだろうかと
学校のほうは冬休みに入っていて別に用事はない
この手紙を受け取ったときは嬉しさと驚きで胸がいっぱいだった
だからいつまでこっちにいていいかなんて気が付かなかった
主となるパーティーはさっき終わった。だから私がここにいる理由はもうなくなった
いつ「帰れ」っていわれるのかな
そんなことを私は思い始めていた
「おばさん」
次の日私は、いつまでここにいていいのか気になってしかたがなかった
だからおばさんに聞いてみることにした
あら、ひかりちゃんどうしたの」
おばさんは相変わらず優しく尋ねる
「えっとあの…私っていつまでここにいていいのでしょうか」
私がそう聞くとおばさんは「え?!」っというかのような表情
こんなことを聞いている自分が恥ずかしい
私は下を向き言う


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