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カテゴリ: 北海道の素敵な所
09/09/13(sun)さっぽろ再発見
第2回南区シーニックバイウェイモニターツアー
「南区の旬の果物と特産品を知るコース」
【札幌市アイヌ文化交流センター】
090913N1323ainu00.jpg

サッポロピリカコタン。札幌の美しい村、という意味です。
ここは、札幌市が平成15年に作った施設です。知らなかった。

アイヌ文化を知るには、
白老(しらおい)のアイヌ民族博物館ポロトコタンに行かなければ
と思っていたので、
今回のツアーにピリカコタンが入っていたので申し込んだ
と言ってもいいらい、
楽しみにしていたアイヌ文化交流センターです。


南区モニターツアーでは、行く先々で、必ず現地の職員さんなり、
その道専門のボランティアガイドの方がついて
説明してくださるのが、とても良いです。

ひとり旅でもじっくり見れるけれど、
説明があるのとないのじゃぜんぜん得るものの量が違います。
(パンフレットや資料も用意してくれてます、
 スタンプラリーのスタンプもすでに押してくれてます。
 いたれりつくせり♪)


というわけで、ここでも現地の職員さんにくっついて
説明を聞きながらまわります。

まず、外の展示物から。
090913N1292ainu01.jpg

手前の大きいのが「チセ」。家です。もちろん中も見れます。
右の茶色いのが「プ」。足高倉という食糧庫。
家族の数年分の食糧を保存。ネズミ返しがついてます。
奥が「ヘペレセッ」。小熊の檻です。↓
090913N1282ainu02.jpg

ヘペレセッ
春先に熊を獲りに行って、赤ちゃん熊がいると、
母熊は殺し赤ちゃん熊は連れて来て、
人間の子同様に大切に育て、ある程度大きくなるとこのオリに移して
2年くらい大切に育てるんだそうです。
熊は、神の国からの使い、と考えられていて、育て上げたのちは、
その魂(たましい)を神の国へ送り返す、つまり殺すんですが、
儀式を行います。それが、「イヨマンテ」。(発音の違いでイオマンテとも言う)

残虐な行為として、一時、北海道知事の通達で禁止したんだそうですが、
数年後にその通達は取り消されました。

民族においての儀式に、どこまで政治関与ができるのか、
圧力で禁止することは民族にとって屈辱を与えることではないのか。
だいたい、この場合、残虐とは。。。?

とかとか、考えますね。
・・・・・考えます。


資料展示室に入って、鮭の皮で作った靴です。
090913N1301ainu03.jpg

本当に、食糧がなくなったら、食べることもしたそうです、この靴。

ここピリカコタンでは、展示してあるものみんな、
さわって、裏返したりして、とっくりと見て大丈夫です。
(一部、ガラスケースに入った装飾品や、鮭の皮で作った服があります。
鮭は臭くてケースから出せないそうです。あと、破損の心配もありとのことで)

衣服は、綿や絹やウールという繊維はなくて、
木の皮を繊維にして、機(はた)で織って1年以上かけて一着作ったそうです。
090913N1315ainu06.jpg

木は、オヒョウの木。
090913N1306ainu04.jpg

水につけて柔らかくして、よって糸状にする。
090913N1321ainu05.jpg



資源を必要以上に採らないとか、
あのわらぶきの家は、一見寒そうだけど、実は保温性に優れ、
和人が本州から持ち込んだ建築様式の家では、アイヌの人も含めて
多くの人が凍死したけど、チセでは凍死なんかしなかった、とか。

本当に素晴らしい文化を持っている民族です。

それに対して、日本政府は、それこそ残酷なしうちをしてきた。

平成20年、アイヌ民族は北海道の先住民族として国会で認められました。
だからと言って、今までたくさんいろんな差別にあってきた
そのすべてが解決したわけじゃないけれど、

少しずつ理解が深まっていけば、この立派な施設も役立つんだろうな、
と思いました。

参考:『アイヌ民族博物館ポロトコタン(白老)』
http://www.ainu-museum.or.jp/index.html

参考:『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/イオマンテ


札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)
 〒061-2274 
 札幌市南区小金湯27 
 011-596-5961 
 開館時間 8:45~22:00 (展示室は9:00~17:00)
 休館日 月曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)、毎月最終火曜日
 展示室観覧料 一般200円(180円) 高校生100円(90円)
http://www.welcome.city.sapporo.jp/pirka/
国道230号線を簾舞(みすまい)から定山渓方向に。
山菜工房八八屋が左で小金湯の看板から右折で小金湯。
「湯元小金湯」、左に「アイヌ文化交流センター」、右奥に「まつの湯」。


主   催:札幌南シーニックバイウェイルート運営代表者会議
         札幌市南区地域振興課・シィービーツアーズ
今回のバス:第一観光
料   金:2980円

《行程》
中央バス札幌ターミナル(8:00)→保養センター駒岡→アイヌ文化交流センター
→定山渓散策→山渓苑(昼食)と足湯→佐々木観光果樹園→
関口雄揮記念美術館→札幌芸術の森(自由見学)→中央バス札幌ターミナル(16:30)





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Last updated  2009/09/22 11:24:48 AM
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