Mamma Cucina

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無痛分娩レポート


その都度、麻酔を流し込んでいくという方法で自分で痛みのコントロールができました。

●出産前日の流れ

14:00 入院
14:30 点滴とNST
15:20 シャワー
15:30 内診
18:30 夕食

●出産当日(立会い分娩)

7:00 点滴とNST。ソファで順番を待っている人と話す。陣痛のような痛みで
眠れなかったとのこと。私はいつもどおりの時間(2時)にしか寝付けず、起きたら5:20で
前日の点滴の機具をぬらさないようにしながら洗髪。

9:10 陣痛促進剤とブドウ糖の点滴、麻酔注入。麻酔は背中から管で入れる。
これが一番怖かった。尖ったものが平気な人には平気なのだろう。
血管が細いらしく、陣痛促進剤が入っていかないのではないかと不安になるが機械で
入れているので入った。ひじを曲げると薬が入っていかないので曲げられない。
だんなが来るまで眠ったり、TVを見たりした。子宮口4cm。9:20頃だんなが到着。
10:00から立会い。

10:00~12:10 だんなと話している。まだまだっぽい。12時台では5~6cm。
だんなは駅前のケンタッキーへお昼を食べに行った。

14:10 左に寝返りを打ったらいつも背中に痛みを感じている場所に激痛が走る。
麻酔を足してもらうが、お腹の上のほうにはあまり効かないらしい。お腹を6分割
したら左上が痛いといったところ。この痛みはお産の最後まで続いた。だんなに背中を
押してもらうと少しマシ。子宮口は7~8cm開いているので16から17時には出産だろうとのこと。

15:00 子宮口8~9cm もう一息! 周期的に痛みが来るのでその都度麻酔を追加。

16:00 子宮口全開大だが、頭が大きく、あまり下にも下がってきていない様子。
回旋はしてきている。左→後ろの順で回っていた。筋肉がやたら発達しているので
陸上をやっていたのかと聞かれる。全然そんな経験はない。体が体育会系だって!!
初耳だ~。

17:00 も~う、早く出したいのだがとなりに先に出産の人が入ったり、麻酔
で眠くなったりして寝ていた。みんなどんどん産まれている。一番早い人は午前中。
だいたい2000g台後半の赤ちゃんが多い。徐々にいきみの練習をする。

17:30 本格的にいきむ。麻酔がかかっているので力の入れどころが分からず
難しい。じろ子、なかなか下がらず。頭が大きくて引っかかっている上に私の筋肉が
張っているのでさらに産道が狭くなっているとのこと。

18:00 頭が見えている。下りてきているのでひたすらいきみを頑張る。普段あまり
運動していないので本当に疲れる。ヒーヒーフーどころではなく、けだもののような
うめき声で排出。お腹を上から4回くらい押される。これが痛い!!最後、頭が出てからは
ラクラクで、手が引っかかっていたのでもう1回だけいきむ。

18:19 オギャー! かわいくて感激。第一印象は「顔がだんなそっくり。」
胸板の厚いしっかりした体の子だなぁと思う。私みたいな小さな骨組みの人から
こんな体の子が産まれるとは!丈夫そうでいいと思う。

ひととおりの処置が終わった後、しばらく赤ちゃんと一緒に過ごす。だんなママからは
「体が小さいのにこの大きさだと大変だったね」ってねぎらいの温かいお言葉。

じろ子は、髪がびっしりで足も大きいし背もある。指も長くて爪の形がだんなに似て
美しいので感動!
時々泣くが、歌を歌ってあげると泣き止む。どんなにメチャクチャな歌でもいいらしい。
お腹にいたときによく歌ってたからかなぁ?
ガッツににているからガッツ伝説を歌ったら泣き止んだ。

夕飯は部屋に運ばれていた。21時すぎに食べ始める。フラつくので車椅子で移動。
苦手なポテトサラダ以外は、だいたい食べられた。

さすが、ここの病院は何もかもが高いだけあってサービスが良くてみんなやさしい。
痛いところで優しくされるとうれしい。幸せを感じた。

無痛のすごいところは、次の日に「あれくらいだったらもう1人くらい産んでも
いいかな」と思えるところ。育てることを抜きにすれば、の話だけど。


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