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手作り食について


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手作り食について


パートナーのための手作り食
パートナーの手作り食を考えた場合、皆様はどのような食事を想像されますか?

主体はお肉でしょうか?それともお米ですか?野菜ですか?

大切なパートナーのために愛情をたっぷり注いで手作り食を始めてみようとお考
えのオーナー様は、近年増加傾向にあり、とてもすばらしいことだと思います。

ただ、ここにはよくある落とし穴が潜んでいます。

犬という動物をパートナー、自分の家族の一員と認識されている方が増えてき
ています。
もちろんそれは素晴らしいことであり、家族、パートナーだからこそ健康に楽しく
生活して欲しいと願うものですが、時に犬を「犬」ではなく「ヒト」と同じように考え
てしまっていることはありませんか?

犬がどんなに身近な存在になっても、彼らは「人間」ではなく「犬」であり、擬人
化してしまうとトラブルの原因になりかねません。
「犬」という人間とは違った生命体として尊重することを忘れないようにしたいで
すね。

それは、『食』を考えるときも同じです。

犬の健康を考えた場合、私たちのパートナーも人間同様、栄養をバランスよく摂
取することは大切なポイントです。
しかし、犬の体の構造、消化能力に注目した場合、適した食材や栄養バランス
は人間とは異なります。

ヒトは雑食の動物といわれていますが、犬は肉食に近い消化器官を持っています。
そのため、肉のほうが消化しやすく、また、人間の約4倍(体重1kgあたり換算)の
アミノ酸やタンパク質を必要とするといわれています。
犬にとって必要な栄養、消化能力などを把握せず、人間と同じ栄養バランスで食
事作りをしてしまうと、せっかくの手作り食が病気やトラブルを招く原因になること
もありますので、気を付けてあげてくださいね。



牛肉のすすめ

上記の項目を読んでいただくと、肉食動物に近い消化器官を持っている犬にとっ
て、「肉」が重要なエネルギー源であることに気付かれると思います。

では、「肉」をパートナーに与える場合、生で与えようと考えますか?それとも加
熱した状態で与えようと考えますか?

現在、専門家の間では生肉のほうが消化吸収、栄養バランスに優れているとの
見解が強まっています。
生肉のほうが犬にとって消化がしやすく、原材料に含まれる栄養素、例えばビタ
ミン、ミネラルなどの栄養や消化を助ける酵素が壊されることなく、そのまま体内
に吸収されるためです。

すでに欧米では、犬の健康を真剣に考える愛犬家たちの間で、生肉を与えるこ
とがポピュラーになっています。
一般的には、生肉と生野菜などをミキサーで細かくした状態で与えるパターンと、
生肉と加熱したもの(野菜類)を組み合わせて与えるパターンが主流となっています。

どちらが良いかについては、パートナーの体質や好みなど、個体差があるため一
概には言えませんので、パートナーの体質やオーナー様が作りやすいタイプをお
選びいただければと思います。



手作り食を始めるに当たって

手作り食を始めようと思われるとき、栄養バランスやカロリー計算を綿密にしなけ
ればいけないと思い込まれているオーナー様は多いようですが、大まかな栄養バ
ランスと犬に適した食材さえ選んでいただければ、細かいカロリーや栄養素の量
を計算する必要はありません。

人間の食事を考えた場合、1日に必要なカロリーを計算し、摂取する食べ物のカ
ロリーと照らし合わせてその日の食事を作られる方は極稀であり、どちらかという
と、そのときの気分で食べたいものを選んだり、買い物へ行ってその日のお買い
得商品や冷蔵庫にある食材から献立を考える方のほうが多いと思います。
それでも健康に暮らしている方は大勢いらっしゃいます。

ヒトも犬も、1回分の食事で完璧な栄養バランスを採ることは重要ではありません。
大切なのは、様々な食材から栄養を摂取することです。
それにより、全体的に見たときに、体に必要な栄養素を吸収し、栄養バランスを
整えることができるといえるでしょう。


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