龍と三匹の子羊

龍と三匹の子羊

体戦隊!不健康ジャー~第1部~



体戦隊!不健康ジャー~歌~

Rrrr...Rrrr...

佑斗:「はい?何だ?」

雅斗:『おいおい~、何だ?はないだろう。一応上司なんだぞ。』

佑斗:「うっさい!お前のせいで人生計画丸潰れになったんだぞ!このバカ兄貴!」

この雅斗のせいで佑斗は「普通」ではなくなったのだ。

それは2ヶ月ほど前の事だ・・・

佑斗:「あぁ・・・疲れた・・・もう・・寝・・・zzz」

彼はいつものように夜勤を終えて帰ってきてそのまま寝ていたのだが・・・

雅斗:「お~い祐斗、ちょといいか?」

佑斗:「んぁ?・・・いいぞ」

思えばこの時にダメだと言っておけばよかったのだろう・・・

雅斗:「ちょっと来てくれないか?」

そう言われて付いて行った先には色々な機械に囲まれた妙な空間が広がっていた。

佑斗:「なんだここ?をぃ!どういうことだ?なんだよここ!」

雅斗:「ここか?ここは作戦司令室だ」

佑斗:「はぁ?」

雅斗:「さて・・・佑斗君・・・本日より君を我らの組織『守れたらいいな、地球の平和』のメンバーとして迎え入れることが決定した!ちなみに戦闘部隊長だ!有事の際には死も覚悟しておいてくれ!じゃあ気合入れてがんばれよ!」

佑斗:「をぃ!ちょっと待て!有事って何だよ!死って!わっけわかんねぇよ!」

雅斗:「まぁよろしく~」

・・・という事があり、佑斗は半強制的にその組織のメンバーに加えられてしまったのだ・・・

雅斗:『さて、まぁそんなことはどうでもいい、指令だ!N地区が何者かによって破壊されている!至急応援に行ってくれ!じゃあな、頼んだぞ!』

佑斗:「をぃ!ちょ!待てよ!」

ツー・・・ツー・・・

佑斗:「くそぅ!なんてこった・・・また勝手に・・・帰ったら絶対ぶん殴ってやる」

佑斗はぶつくさ言いながらN地区へと向かった

そしてN地区では・・・

ロボ:「あはははは!楽しいよコレ!もっと壊していいの、博士?」

博士:「もちろんだとも、もっともっと壊しなさい。たくさん壊したら新しいパーツを付けてやろう・・・まったく・・・我輩はなんと素晴らしい物を作ったのだろう・・・最高だ」

この博士と呼ばれた男・・・この男が元凶のようだ・・・それにしてもかなりのナルシストのようだ

ロボ:「やったぁ!もっともっと壊すぞ~!」

佑斗:「そこまでだぁ!このヤロウ観念しろ!」

ロボ:「ん?・・・博士~、誰?あいつ」

博士:「さぁ?知らん」

佑斗:「ちょっと待て!お前!何が知らんだ!何度も戦ってるだろうが!」

可哀相に・・・覚えられていないようだ

博士:「あぁ~・・・そういえば何度も戦いを挑んではボロ負けしてるヤツがおったなぁ」

佑斗:「ぐ・・・本当の事だから反論出来ねぇ・・・だが!今度は前の俺とは違う!」

博士:「ほぉ~、何が違うと?我輩の目がふし穴でなければ前と同じただの弱っちい人間にしか見えんがなぁ・・・そんな弱っちい人間が我輩の最高傑作に勝てるとでも?」

佑斗:「ふん!お前の目がふし穴だってことを見せてやるぜ!いくぞ!・・・・やっぱりコレ言わなきゃダメなのか?」

司令室:(もちろんだ!それを言わないとダメだ!その言葉がパスワードになっている!わざわざ俺が考えて設定してやったんだ!早く言え!)

佑斗:「をぃ!設定って何だ!お前勝手にそんな事・・・く・・・仕方ない・・」

赤トマト青トマ黄トマト!不健康パワー開放!

佑斗:「・・・・をぃ・・・何も変わらんぞ」

司令室:(お前さっき「青トマト」を「青トマ」と言ったぞ)

佑斗:「何ぃ?!・・・また言わなきゃならんのか?」

司令室:(当然だ!)

博士:「・・・何をバカな事をやっているのやら・・・もういい・・・行け!あいつを跡形もなく吹っ飛ばせ!」

博士の命令でロボットが突っ込んできた

佑斗:「おわっ!ヤバい!」

赤トマト青トマト黄トマト!不健康パワー開放!

すると佑斗の体が光りだした・・・

佑斗:「お・・・おおおおおお!体が光ってるぞ!これが変身ってヤツかぁ!」

少し病みつきになりそうになる佑斗がいた・・

博士:「な・・・なんだこの光は!・・何をした!」

ロボ:「うわぁぁぁぁ!」

光がおさまると何やら全身が赤いヤツが出てきた・・・

レッド:「体戦隊!不健康ジャー!目レッドただいま参上!」

博士:「・・・・戦隊ってお主1人ではないか・・・」

まったく正論だ・・

レッド:「ぐぅ・・・お・・俺だって・・・俺だっておかしいと思ってるんだよ!ちくしょぉぉぉぉ!絶対ぶん殴ってやる!いくぞぉぉぉ!」

ロボ:「この僕が君に殴られる?ありえないね、一発で終わらせてあげるよ、この・・・博士特製のミサイルでね!」

そう言うとロボはどこから出したのか大きなミサイルを2つ飛ばしてきた

レッド:「な!をぃ・・ちょっと待て!・・や・・やめろぉぉぉ!」

ガスッ!ドカッ!

レッド:「ぐはぁ!・・・・って・・・爆発は?見せ掛けだけか?」

博士:「あぁ・・・それか?それはタイマー式だ・・・あと・・3・・・2・・・1・・・」

ドカーーーーーーン!!

レッド:「ありえねぇ~~!」

タイマー式とは・・・粋な事してくれますね・・・

レッド:「くそぅ・・・をぃ!バカ兄貴!こっちには武器とかねぇのかよ!」

司令室:(武器?あぁ~忘れてた!まぁそんな予算ないけどね)

レッド:「予算ないのかよ!そんなに予算少ないのか?!それともこの変身道具に金がかかったのか?!」

司令室:(いや・・・スマン!どうしても欲しいゲームがあってな・・・使っちゃた)

まさかの使い込み発覚です・・・

レッド:「お前のせいか!このバカヤロウがぁ!もう許さん!暴れてやる!まずはお前からだ!このポンコツがぁぁぁぁ!」

そう言って佑斗・・いやレッドは殴りかかっていった・・・

ロボ:「ぼ・・・僕が・・・この僕がポンコツ?・・・そんな・・・そんなことない・・・そんな・・・ガ・・ガガ・・・ピッ・・・」

博士:「しまった・・・我輩としたことが・・リアルに作りすぎてしまったためにデリケートになっているようだ・・・最高の出来だよ!ハッハッハ!」

どこまでもナルシストな博士だ・・・

レッド:「よし!今だ!予告通りぶん殴ってやるぜぇ!」

ロボに殴りかかろうとしたレッドの前に博士が立ちふさがった

博士:「おっと・・・そこまでだ・・・我輩の最高傑作に傷が付いてはたまらん・・・ここは一旦退散させていただくとしようかな」

レッド:「何言ってやがる!なんならお前から!」

しかし次の瞬間博士の拳がレッドのみぞおちにめり込んでいた・・

博士:「お前から・・・何だ?ぶん殴ってやる・・・か?いっちょ前にそんな台詞を言いたかったらもっと強くなれ・・・おっと失礼・・下品な言葉遣いになってしまいましたね・・・ではさらばだ!ハッハッハッ・・」

急に博士は表情が一変し恐ろしい顔になったかと思うともう次の瞬間にはにっこりとした笑顔で去っていった・・・

レッド:「ぐ・・ぅ・・・なんて力だ・・・生身の人間のくせに・・ありえねぇ・・・」

??:「あ~あ・・・ダメでしたねぇ・・・まぁ僕にはわかってましたけどね」

レッド:「だ・・・誰だ?!」

謎の声に戸惑うレッド・・・第2部へ続く



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体戦隊!不健康ジャー~第2部~


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