アスペルガーの子どもとともに

アスペルガーの子どもとともに

幼稚園時代



参観日でも、ぼーっとしていたり、先生が出した指示が聞けていないので、ハラハラドキドキしながら見ていました。一番申し訳なかったことは、お相撲大会での事で、自分の取り組みの番が来るまで座って待ってられなくて、寝ころんだり、砂遊びしたり、好き勝手な事をしているのですが、自分の取り組みになると力を発揮して、優勝してしまった事でした。こんなにダラダラして優勝してしまって、申し訳ないという気持ちが先に立ち、あまり誉めてやれませんでした。

年長さんになっても、登園して、シール帳にシール貼って、カバンを片づけ、体操服に着替えて外遊びをするという基本的な生活習慣が出来ていないのは、息子だけでした。逃げ癖が始まったのはこの頃です。お友達とトラブルがあると園から逃げ出すようになりました。3月になっても、ひらがなは上手く書けませんでしたが、小学校にでもなれば書けるだろうと軽く考えていました。

【車と靴とお茶】
車に乗ると、脱ぐなという注意を無視して、靴を脱ぐ。車から出る時に「靴がない」と必ず言う息子。急いでいても、必ず靴がなくなり、時間がかかる。それと、必ず「のどが乾いた」といい、運転を中断させる。幼稚園に行っても、「のどが乾いた」と必ず言う。何かしようと急いでいる時に限って「のどが乾いた」が出る。それに対して、いつもイライラしていたし、それを言わない為にお茶をいつも持たせていました。小5くらいになって、靴を脱がなくなったので、やっと、さっと降りれるようになりました。


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