アスペルガーの子どもとともに

アスペルガーの子どもとともに

6年間続けたスイミング


年長から5年生途中まで(学年としては6年間だけど、実質は5年)
スイミングに通いました。

物心ついたころ、水が首から上にかかることをひどく嫌いました。
当然、顔を洗うのも嫌い。
お風呂などでは、少しかかっただけでも叫んでいましたから
小学校へ入学してからの夏のプールを考えると・・・・、
心配でたまらず、スイミングへ行かせたのを覚えています。


スイミングからは全国大会へ出場したり、上位入賞する生徒さんもいます。
そんなスクールですから、指導も上手だし、色んな子どもが集まりますから
うちの息子も障害と告げなくても、上手に指導してくださいました。
スクール内での検定と能力別指導。検定では「○○しながら、○○をこなす」など、クリアするのには苦戦したみたいですが、
水嫌いだった息子が、水嫌いを克服し、クロールが泳げるようになり、水泳が大好きになったのは、このスクールのお陰だと思っています。


やめるときに、発達障害の事を告げました。
「そうだったのですか。普段はよく泳げても検定になると失敗することが
多かった・・わかる気がします。発達障害だとわかっていれば、もっと
配慮できたのに」と言われましたが、私はみんなと同じような対応で良かったと思っています。
集合に遅れる、忘れ物をするなど、ちょっと手はかかるけど、たくさん声を
かけていただいていたみたいで、色んな先生に名前を覚えていただいていた
ようでした。


水泳が大好きになったお陰で、小学校のプールがある期間だけは
学校へ喜んで行きました。外出嫌いの息子でも、海へ行こうというと
外出することが出来ました。


スイミング、やってよかったのかな、そう思っています。


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