里の種

里の種

2008/09/27
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カテゴリ: ひとりごと
秋風が冷たく心地よく感じられる。夜は窓を開けて虫の音を聞きながら、足先だけに布団を掛けて眠る。夜風が冷えているのが気持ちよく、酔いが回った身体を洗うように吹き抜ける。窓の外には明るい月が家並みを青白く照らしている。世界はすべて深い眠りに落ちているようだ。酔った頭の隅で、自分はひとりなんだな、と思う。淋しくはあるが、それがあたりまえで、納得するというか、了解する気持ちが、すとん、と胸に落ちてくる。

永遠の果てまで行って戻り来るいつもひとりの野の花の露

停留する川の緑の濃いときも流れは続き瀬音野に聞く

胸の内の熱くもあるか哀しみが夜風の中で獅子の夢見る





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最終更新日  2008/09/27 08:44:15 PM
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