めざせ!ヤマトナデシコ

めざせ!ヤマトナデシコ

イギリスのスクールライフ



カンタベリーで語学スクールに通った。

初登校日に余裕の遅刻をしてしまった。
怒られちゃうのかしら?と考えたりもしたが、
なんなら、何言っているか分かりませんって態度を示すよ・・
と居直りつつ、のんびり登校をしてカンタベリーを満喫していた。

やはり、先生は怒るというか・・呆れ顔だった。

いきなり、紙を渡された。
・・テストであった。クラス分けテスト・・
本来なら教室で受けるものを・・私は職員室で受ける羽目になった。

数人の先生の視線が痛い。
問題も回答も全ては英語!
わっかんないよー。と日本語でぼやきながら・・回答

結果は1番レベルの低いクラス!
クラスメイトが約一名。

イタリア人、37歳のジョンカルロ。
生粋のイタリア人の風貌を持つ彼は、ヒゲも顔も濃かった。
でも、イタリア人にしてはシャイでかわいかったなぁ。

よほど、レベルが低いとみなされたのか?!
授業内容は幼稚園レベル。
リンゴの絵を見て「アッポー」とか「バナナ」とか・・
わかるっちゅうねん!!

フリーディスカッションではジョンカルロと私で
自己紹介や質問のやり取りをする・・

私はジョンに「結婚していますか?」と質問した。してしまった。

ジョンは、窓の外をまぶしそうに眺めてからつぶやいた
「・・・・セパレイト・・・」
私は次の質問が浮かばないってほど優しくも何ともない。
余計に興味が沸いた。いや、好奇心でウズウズしていた。
先生はジョンに同情していたけど・・・

「理由はなに?何でセパレイト??」と聞いたが
ジョンは適当に説明できる材料がなかったのか
悲しそうな表情を私に向けて・・
「結婚を続けていたら、ここにはいなかっただろう・・
 でも、ここにきて皆と出会えてよかった・・」
と言葉を濁した・・

彼の本職は塗装業だとか言ってたかなぁ。

今ごろ何をしているんだろう・・

もう、彼は今年で44歳になっている筈だ。
新しい嫁をもらったかなぁ。


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