めざせ!ヤマトナデシコ

めざせ!ヤマトナデシコ

始めてのロンドン


カンタベリーからロンドンまではバスで約2時間である。
イギリスに云ったら、ロンドンに行きたいと誰もが思うことであろう。

ロンドンへ行く2日前に、ロンドンに滞在している友人に電話をした。
彼は家族と共にロンドン郊外に滞在していた。

電話の向こうでは久しぶりの日本人の友人に感激している様子であった。
「逢いたい」「嬉しい」を連呼していた様な気がした。

ロンドン出発のバスの中には、同じ語学スクールに通う女の子が5人いた。
彼女達は5人でロンドン観光を楽しむと云っていた。
少し遠足気分のバスの中もあっという間に過ぎて行きロンドンに到着した。

バスで一緒であった彼女達と分かれて、友人との待ち合わせ場所に向かった。
始めてのロンドンと久しぶりに会う友人に期待と不安を抱きながら・・・

30分経過しても、彼の姿は見えない。
期待より不安の方が増倍する。
思わず、電話をしてみたが誰も出なかった。
その後、また30分待って電話をしたが、結果は同じであった。

諦めて一人気楽に?初ロンドン観光をすることにした。
まずは有名所を押えて周った。
一人だと独り言が増える。しかも、聞いている外国人には私の発する言葉の意味は分からない。
ブツブツと独り言をいいながらブラブラと観光をした・・・

あっという間に夕暮れどきになった。
帰らなければならない・・
バス停に着いてから、友人にもう一度電話をしてみた。

彼の母が電話に出た。
「昨日から出かけたまま帰って来てないの。
 帰ってきたらしかっておくわ。帰る前に是非家に寄ってね。」

と暖かい御言葉が聞こえたが。
あいつは一体何をやっているんだ!!
と呆れてしまった。
日本にいる時からそういう奴だったよなー。
ロンドンでも変わらないのねぇ。
と怒りながらも懐かしく思った。

来なかった理由は、スペイン人の彼女と大喧嘩して
酒飲んで潰れてたらしい。




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