成功者の日記
原文のままです 是非参考になさってください 銘柄は伏せています
タイトル：うつけ者の・・・ 2004/ 7/31 2:15 メッセージ: 19859 / 27722
投稿者: Ｂさん
取り返しのつかない大きなビハインド 凄いだの豪快だのに
値することではごさらぬ ただし遠い昔の話でもござらぬ
話せば長くなるのじゃが・・・
サラリーマンを退職せざるを得なかった3年半前
今から思えばネットバブル銘柄復活をしつこく願った
最後の年であった・・・目からうろこの手数料体系を
松井が打ち出し さっそく申し込んだのはそれより
少し先だったかのう・・・
不況の折 他に就職するよりはこの手数料であれば
はるかに収入になるのではと確信めいたものが・・・
乱高下が激しくデイトレ対象絶好のテクノロジーは
おととし後半より下降の一途その辺りオールドエコノミー
といわれる かつての日本の屋台骨を支えてきた銘柄群は
100円割れは当たり前 額面割れ続出という状況・・
振り返ってみると これら2つの銘柄群の大底は約6ヶ月の
タイムラグがござるテクノロジー系に比べ半年前これ以上
下げようがない所まで下げられ 株式とは何ぞや？と
紙くず同然まで蔑まされたこれらの銘柄・・・
しかし確実に反旗の兆しが感じ取れもうした
今までの株人生のなかで久々に感じる大相場の前兆で
そして生涯一度と思えるチャンスにござった・・・
やがて確固たる確信となり 去年の大発会直後には
テクノロジー系から すべて低位株にポートフォリオを組替え完了
株式を始めてこれほど大きく夢が膨らんだことはなかったのう
額面をはるかに下回る低位株や額面近辺の株価だけに
株数だけは大きく その辺り総勢30万株前後の保有
倒産リストに乗る銘柄も入っているだけに常時10数銘柄に
リスクを分散 ただし夢には確実に前進の兆しが見えていったのう
○○という銘柄がござった 仕手性が強いだけに値動きも激しいが
拙者にとってはその当時最も利益をもたらした銘柄でもあった
イマイチ不信に思える部分もあったので 決算発表直前等
になると常にポジションをはずしたほど警戒した
銘柄でもあったのだが・・・
あれは去年の春 その時点持ち株の中では数少ない配当継続銘柄
企業IRでは頑なに配当を堅守ということ 産業再生の話題が
持ち上がり 倒産という懸念が和らいだころでもごさった・・・
時期柄一旦ポジションから抹消したこの銘柄 一転配当狙い
掟破りの集中保有（最大保有限度 預かり資産同等金額分20万株相当）
平均取得40数円20万株最終取得から確か2営業日目
（休日を挟んだと思う）更生法申請
夕方掲示板の投稿数の多さを見たとき タイトルを読まずして
一瞬にて判別 思考回路は硬直 頭の中は真っ白となる
約一週間は目覚めたベットの中で現実か？夢か？
実際に頬をつねたり叩いたりと 悲しい確認行為の毎日であったのう・・・
何故？同業であれば○×や×× 他業種であれば騒がれてる
○×○以下優先順位はいくらでも・・・
結局は○○社長と背後にいる不透明な団体による使途不明金が発覚
まともな決算報告書が作成出来ず 当日は銀行団がすべて
引き払ったというおそまつですべては終えている
その 数ヶ月前に監査法人が変わっていることに注意を
払わなかったのは自分の落ち度もあるが
こういう会社を1部に上場させている東証にも憤慨は残る
ただし上場廃止は手早かった・・・
当然 株価は間もなく1円 買い手はつかず売りにだしても
数日に一回1千株 1千株1000円に対して手数料3150円となる
やむなくほとんどを1円現引き これが20万株1円現引きの所以である
当然他のすべての銘柄も清算
手元残金20数万円という悲惨なことに・・・
半年まえぐらいかのう 今使はってない当時のポートフォリオを
組んだサイトを見た時 40円台の○○○ 50円の×××
他自動車では××○・○○× 海運27円の×○×
金属では○○○○22円 ××××157円
（約1年後は1000円手前迄行って合併 最も高かった銘柄）
最低でも3倍 7～20倍の辺りがほとんど ポートフォリオの
利益トータルを見た時は 唖然となる金額であったのう
現実ではないがかつて手掛けたと思うと鼓動が高鳴り
その後は放心状態でござった
記念にそのままにしておきたい気持ちもあったが・・・削除
酔いどれオヤジのまとまりのない長文となってしもうたが
くらぐれも 最悪を想定した投資・ルールは自分なりに
設定し順守せねばならぬ 少しでも皆の戒めになればよいのう・・・
もう一回り大きなダメージもあったが これは株式に
助けられてのこと 機会があればはなそうかのう・・
タイトル：甘いのです・・・ 2004/ 9/11 12:57 メッセージ: 20848 / 27320
投稿者: Ｂさん
やれ投資の時代とか 資産こうやって増やそう 働くより儲かるデイトレード等々
巷では 本や雑誌で囃し立てておる ただし そんなに簡単に利益を出せる
方法があるとすれば 本を執筆するより 自らトレードした方が
早く大きく儲かるはずと思うが・・・
労せず簡単に儲かるはずであろうと始めた株式投資がこれほど辛いものかと
現実を知り 儲けを出したい気持ちが さらに損失を拡大してしまう
甘いから損を重ねるのでござる多少の損をしても良いという妥協
小さいはずの損失が積み重なり身動きが出来なくなるまで追い詰められ
挙句の果ての 損切り
安易な妥協は 自らに苦しい判断を求めることはなく希望する展開となる
ことだけを祈る
努力をしましたか？
知恵を絞りましたか？
過去の負けを分析しましたか？
情報を鵜呑みにし テクニカルを駆使して完全武装と勘違い 普通にやって
高値掴み 当たり前の投資をして損益拡大
慎重にエントリーしたつもりが 結局反省の積み重ね
とどのつまり 出遅れ逃げ遅れは機関投資家のカモということに・・・
人間とは欲深い生き物 損をしたくないと思う気持ちが 更に損失を拡大する
全ての原因は 自分の中にありますだとすれば どうすれば勝てる？
ド安値で買ってブッ高値で売るというのは 水晶玉でもなければ不可能
持っていれば上がるという時代ではなし 情報がいち早くキャッチされ
短期資金が素早く集散する時代でござる 常に連勝ということも不可能
トータルで利多く損少なしをねらうべし
ただ大きく上がれば良いという 漠然とした気持ちではなく損益に対する
しっかりとした計画を立て 欲望に勝る理性を持って臨み 機械的な
運用を心掛けること ということでござろうか
弱いんです・・・ 弱いから強くなろうと努力するんです
偉そうにくどくど申し述べましたが
これを いつも自分への戒めとしております。
タイトル：回数が多いと 2004/ 9/11 12:31 メッセージ: 20846 / 20848
投稿者:Ｂさん
エントリーの繰り返しが多いほど神経張り詰め 充実した一日かな・・・
注文取消しの3回はすべて○○ 前の日仕込んだ売玉＠3070を3020で返済
買い指し＠2995が約定した後 更に＠3000と＠3010で買い増し狙いだが追いつかず
もう少し反発するかと思ったが 下げてきたのを見て ＠2995を返済3100と3010
の指値は取り消し後場メガバンクが下げ幅を縮め ○×○が
プラ転の気配を確認 反応遅い○○の3000売り板が かじられる瞬間を待つ
注文画面に 買い3000円と入力しクリックをするだけのスタンバイ
売り板10000株を割った瞬間に発射 入ったはず→確認繰り返し→ 結果間に合わず
3010で？ 一瞬躊躇してる間に売り板3020もはや ジエンド きょうの最後は
30円抜きで良しと狙っていただけに断念（残念？）
この瞬間を待ってた輩がいかに多かったか・・
最後の余力だけに ○○の3000取り消し＠105で利確した××
再び前の買値まで下がった ＠103を10枚ゲット最後は104で終えたが
月曜噴き上げ予想でホールド
せこい動きでござろうが 小刻みの軽快なステップを駆使している分には
大きくダメージを負うことは まずない過去を振り返ると この戦い方が
最も安定して利益に結びついておる ただし 大勝には繋がらない
ホールド継続であれば 明日の相場が始まるまで まな板のコイ 寄付直後で いきなり
大きな利益をもたらすこともあればおおきな損失をもたらすこともある
使いようでござる
ナス力強い↑ SOX絶好の数値
連動しトレンドの転換となる？
資金はボロ株→ハイテク値嵩株？
上がるタイミングは
寄付一気？
様子見の後？
前場後半？
後場寄り？
それともまだGDPで抑えられる？まずはジャブ いきなりストレートは当たらぬでござろう・・・
タイトル：秘伝 2004/ 9/18 10:43 メッセージ: 20932 / 20944
投稿者: Ｍさん
商いでござるゆえに、、、さしずめ個人投資家とはアーケード商店街に、
一坪の店を出してるようなものでござろう。
駅前の大型ビルには ジャスコ、ヨーカ堂などのスーパーあり、伊勢丹、丸井のデパート有り、
はたまた最近ではコンビニの進出もめざましい。その中で、こちとら限られた店の中で
売れるもののみ並べて商売をしている。商いとは、当然、
安く仕入れて高く売り、利鞘を稼ぐもの。 安いと思って、
大根（証券株）一本５０円で大量に仕入れて５５円で売ろうとしたら、
なんとジャスコでも５５円で売ってるではないか？
さらには、 人参（ハイテク）が隣町（SOX）で高騰（自律反発）しそうな時に、
のんきな我が町の市場ではまだ安値で仕入れできそう。でも、
店には大根の売れ残りが山のように、、、
さて、この場合どうするか？ 大根を仕入れ５０円に対して５１円で一挙に売り裁きながら、
人参を大量に仕入れる。 そして、値上がりするまで冷蔵庫で保管しておく。
人参は少しぐらい日持ちしますからな。
商いの方法は人それぞれ、 特殊な専門店で地道に稼ぐ。
あるいは高級店で利鞘を大きくする。
拙者は 短期スインガーでござるゆえ さしずめ、日々の食材を売る八百屋でござろう。
スーパーの間隙を縫って、しぶいおばちゃん相手の商売。
さらには鮮度が命とくれば、限られた資金と店舗面積をフルに回転させて、
薄利を稼ぐしかござらねなあ＾＾/
デイトレーダーはさらに鮮度が命の魚屋さんか？
でも、まれに、 酔っ払いのおじさんが、松茸を高値で買っていってくれるので、
スイングはおいしいのですが、翌日キャベツが暴落していることもありますな
タイトル：「やっぱり見切りと余裕だな」 2004/ 9/18 11:52 メッセージ: 20936 / 20944
投稿者: Ｍさん
三井物産の代表取締役の後、77歳で国鉄(現JR)総裁になった「ヤング・ソル
ジャー」(若き戦士)石田禮助(1886～1978)は生来、相場が大好きだった。
城山三郎の名作『粗にして野だが卑ではない――石田禮助の生涯』によって石
田の相場好きは広く喧伝されたが、83歳の時、週刊誌のインタビューに答えて、
相場を語っている。
「わたしはもともと、こういう見込み商売的なことが好きなんだなあ。だか
ら、バク才があるなんていわれたんだが、 株は本来、わたしにとっては、ジャ
スト・インベストメント(ただの投資)に過ぎない。財産の保全なんですよ。だ
から損はしないよ」 (昭和44年6月22日号「サンデー毎日」)
石田は三井物産を辞めたあと、小田原市の国府津から週に1、2回、兜町に通
い続けた。 負けない相場の秘訣は何か？
「まず見切りをよくすることだな。わたしはもともと見切りが非常にいい。
東に向いていても、いけないと思ったら、さっと西に向くことができる。・・・
金儲けの楽しみは、その道行きにあるんだよ。ただ株屋のいうことを聞いて売
ったり買ったりして何が面白いもんかね。」
石田は、三井物産大連支店時代は大豆、雑穀相場を手掛け、カルカッタでは
ジュート、麻袋を取引、シアトル支店では第一次欧州大戦に遭遇し、伝説的な
大儲けをやってのけた。それは船舶のチャーターで1,000万円(現在の価値で
150億円か)の巨利を博した。
当時の雑誌は「欧州大戦のため海運貿易方面に、いまやまさに黄金の波の寄
せ来らんとする機運を察し、内外のあらゆる船舶を手当たり次第にチャーター
した。石田君のスペキュレーションは見ん事的中、獲得した利益、無慮1千万
円、あるいはそれ以上・・・」とスペキュレーター石田の凄腕を称えている。
大正バブルで巨富を掴んだ人は数知れないが、大正9年の瓦落(暴落)で元の
もくあみとなる例が跡を絶たなかった。その時、石田は自慢の「見切り」の良
さを発揮、大戦終結をいち早く見抜いて、チャーターした船を一斉に手放して
いたから、瓦落の憂き目には会わなかった。
そして石田は賢明な投資について語っている。
「資金が余裕しゃくしゃくでいかにゃいかん。余裕がないと度胸がつかん。
やっぱり見切りだなあ。いけないと思ったらチェンジ・マインドしなきゃ。
始終頭を使って天下の形勢を見てなきゃ
＝最後に＝
ＢさんもＭさんも関東以北にお住まいの現役投資家です
この日記にはありませんが 相当な苦労をされたようです
どちらも以前は普通の会社員 投資を始めたきっかけは判りません
投資の世界にはプロもアマも素人もありません
世界中に資金が動きまわっています
そして勝つのはほんの一握り 人の数倍も努力した人です
ところがこの人達も常時勝っている訳ではありません
大きなマイナスを抱えていないだけです
そして必ず来るチャンスをものにしているだけです
最近は上昇相場のため初心者でも勝っている人が沢山いますが
下降相場になったらボロボロになるかも知れません
そうならないために ＢさんＭさんの日記を読んで
参考にして頂ければ幸いです 7/23
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